2018年4月
コンビニの既存店客数前年比は、24ヵ月連続で下回りました。セブンイレブンこそ、客数減少を客単価アップにより、売上高プラスを維持していますが、ファミリーマートとローソンは、売上高は前年割れで、客数の落ち込みをカバーできていません。各社、打開策として中食で改革を進めています。セブンイレブンでは、昨年春から導入を開始した新レイアウト店舗の売上が、中食分類の販売が伸長し。既存店の新レイアウトへの切り替えを拡大し、中食分類の商品開発を強化することで、売上増を目指すといっています。女性の社会進出が進み、就業率が70%を超え、単身・2人世帯構成比が65.9%となるなど、社会構造が変化している中で、スーパー惣菜も、中食への更なる強化、見直しが必要だと感じました。
「HACCP」制度が2年後には義務化されます。日頃行っている衛生管理を「見える化」として、記録し、確認できるようにしておくことがポイントです。①衛生管理計画を作成する。②実行する。③記録し・確認する。の3つの事柄を今からチェックし、実行することが大切です。まず、衛生管理計画を作成することが重要です。その衛生管理計画を実行し、記録を作成します。またいつでも確認できるようにしておきます。
「大丸東京店」
東京駅八重洲地下中央口を出て、大丸東京B1階の食品フロアー(ほっぺタウン)までは直結しています。弁当・惣菜デリのゾーンはミート矢澤など話題の店が並ぶ「お肉の細道」30店舗近くが軒を連ねる「お弁当ストリート」といった人気ゾーンがあり、昼夕を問わず常に賑わいを見せています。今回は、そのなかから季節柄注目されるお惣菜をピックアップしました。
健康志向への対応、季節の変わり目や新生活などでの体調管理面から、メインディッシュにする「デリサラダ」が今話題になっています。最近では、「デリサラダ」専門店の出店が増加し、スーパー内にも拡大されています。今回、野菜の種類や鮮度、栄養バランスやメインディッシュとしての満足感などを中心に、方向性について分析しました。「デリサラダ」専門店は、トッピングやドレッシングを選べる楽しさ、野菜の種類や鮮度など品質へのこだわりが人気です。米の代わりに雑穀や肉や魚など動物性たんぱく質を多く取り入れて栄養面でも優れ、食が進み、満足感のある商品に仕上がっています。
2月の家計消費支出は26万5,614円と実質前年比+0.1%と2ヵ月連続で前年をクリアしました。「食料」は、前年比3.5%と4ヵ月連続の増加となり、内訳として「穀類」「肉類」「調理食品」「飲料」「外食」が牽引しました。惣菜は「すし(弁当)」が節分当日前年比+2.2%、月間計3.6%と増加したことや野菜高騰によるサラダ+13.1%や酒の肴需要による「焼き鳥」+8.2%などが寄与しました。スーパーマーケットは、3ヵ月連続で前年をクリアしました。農産品が昨年秋からの相場高に一服感がみられるものの、白菜などは前年より価格が高値が続き、水産物も不漁からの高値が全体売上高を押し上げました。惣菜や加工食品など他部門は前年実績を下回りました。
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