週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(1月4日)

今週の注意事項・・ノロウイルスによる食中毒が過去最悪に迫る勢いで、医療機関当たりの患者数が20.89人に達し、警報レベルの20人を超えました。現在の集計法になった1999年以降では、2006年に迫る大流行になっており、流行警報の基準となる20人を全国平均で超えたのは2006年の22.81人以来、10年ぶり2回目です。厚生労働省は改めて食中毒などに注意するよう呼びかけています。 (2017年1月1日)

 

全国に約3000ある定点医療機関から報告されたノロウイルスによる患者数は、直近1週間で6万6015人で、11月に入ってから急増していて、道府県別にみると、山形県が47.27人で最も多く、宮城県34.08人、埼玉県31.66人、宮崎県30人など21都府県で警報レベルの20人を超え、猛威を振るっています。遺伝子が変化したタイプ(変異型)のウイルスが広がったとみられます。
ノロウイルスは感染力が非常に強く、無理に仕事を続けたりすると、周囲にも迷惑をかける可能性があります。ロウイルスは乾燥や熱にも強いうえ、自然環境化でも長期生存が可能です。しかも、下痢の症状が治まった後も、2~3日は感染期間が続きます。また、ノロウイルスは咳などで空気感染する可能性は低いものの、吐しゃ物や下痢便には大量のノロウイルスが含まれているので、トイレなどを通じて感染する可能性がありますので、処置には衛生手袋をするなどの注意徹底も必要です。

 

◆静岡県西伊豆町の「西伊豆クリスタルビューホテル」で15人がノロウイルスによる食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月24日(土)~25日(日)
発生場所・症状 : 男女15人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 客3人と調理従事者1人からノロウイルスを検出
原因食品 : ホテルの食事
処分 : 営業禁止
予防・対策 : 調理従事者の健康管理、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆愛知県岡崎市の飲食店「一陽」で12人がノロウイルスによる食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月22日(木)
発生場所・症状 : 12人が下痢、嘔吐などの食中毒症状
原因物質 : 客3人と店の従業員1人からノロウイルスを検出
原因食品 : ローストビーフやカルパッチョ
処分 : 営業禁止
予防・対策 : 調理従事者の健康管理、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆東京都品川区の飲食店「おいどん不動前店」で30人がノロウイルスによる食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月23日(金)~25日(日)
発生場所・症状 : 8人が吐き気や下痢などの症状
原因物質 : 客3人と従業員2人からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店の食事
処分 : 7日間の営業停止
予防・対策 : 調理従事者の健康管理、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆長崎県長崎市の和食店「活鱗房 仁」で男女22人がノロウイルスによる食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月22日(木)~25日(日)
発生場所・症状 : 男女22人が嘔吐など食中毒の症状
原因物質 : 患者11人と従業員3人の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 刺し身
処分 : 1日間の営業停止
予防・対策 : 調理従事者の健康管理、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆石川県小松市の旅館「のとや」で15人がノロウイルスによる食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月22日(木)
発生場所・症状 : 男女15人が発熱や嘔吐の症状
原因物質 : 一部の患者や従業員からノロウイルスを検出
原因食品 : 旅館の食事
処分 : 3日間の厨房営業停止
予防・対策 : 調理従事者の健康管理、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆北九州市小倉北区のホテル内の飲食店「浜焼太郎」で27人がノロウイルスによる食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月23日(金)
発生場所・症状 : 当初の20人から他の宿泊客を含む27人が嘔吐や腹痛などの症状
原因物質 : 高校生ら7人と飲食店従業員1人からノロウイルスを検出
原因食品 : 塩サバ、ポテトサラダ等の食事
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 調理従事者の健康管理、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆福岡県北九州市の「ホテルクラウンパレス北九州」で158人がノロウイルスによる集団食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月17日(土)
発生場所・症状 : 18日朝から吐き気や下痢などを訴える人が相次いだ。
原因物質 : ノロウイルスを検出
原因食品 : カキフライやフグ唐揚など
処分 : 調理場を2日間の営業停止
予防・対策 : 調理従事者の健康管理、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆福井県福井市の寿司店「寿し吉田」で8人がノロウイルスによる食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月20日(火)
発生場所・症状 : 8人が下痢や嘔吐の症状
原因物質 : 有症者や調理従事者、店のトイレからノロウイルスを検出
原因食品 : –
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 2次汚染へ注意、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆札幌市中央区の飲食店「ジャルダンポタジエODORI」で男女17人がノロウイルスによる食中毒 (2017年1月1日)

発生日 : 12月16日(金)
発生場所・症状 : 男女17人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 客8人と調理従事者3人からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店の料理
処分 : 4日間の営業停止
予防・対策 : 2次汚染へ注意、手や調理器具の洗浄.殺菌

 

◆神奈川県大和市の「すし道楽」で9人がノロウイルスによる集団食中毒、1人からアニサキスを検出 (2017年1月1日)

発生日 : 12月17日(土)
発生場所・症状 : 食事をした男性10人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 9人からノロウイルスが検出され、1人から寄生虫のアニサキスを検出
原因食品 : 店が提供した食事
処分 : 営業禁止
予防・対策 : 手洗いの徹底、調理従事者の健康管理、原材料の衛生管理

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>