週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(12月25日)

今週の注意事項…1月は、カキの最もおいしい時期です。生ガキだけでなく、加熱したカキを食べたことでノロウイルス食中毒になる可能性があることを再度認識しましょう。

札幌市で9月に開催された「さっぽろオータムフェスト」でカキ料理を食べた観光客ら6人がノロウイルスに感染していたことがわかりました。市保健所の立ち入り検査では食中毒と断定できなかったが、事態を重く見た実行委員会は、会場管理者だけに実施している衛生管理指導を、来年からは出店者全員に拡大することなどの対策を検討しています。食中毒防止のため加熱した料理だけが許可されており、出店した約300店のうち約20店がカキ料理を出していました。ノロウイルスが検出された6人は、いずれもフェストで蒸しガキや焼きガキを食べたと話していて、嘔吐や下痢などの症状を訴えたが、いずれも症状は軽く、すでに回復しているそうです。生ガキだけでなく、加熱しても85度以上の加熱を90秒以上できていなかった場合、死滅せず、食中毒になる可能性があります。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

◆大分県伊佐農林高校製造販売の「牛みそ缶詰」に金属片の異物混入
発生日 : 11月8日 (水) 製造
異物 : 伊佐市の女性が購入した1個から、長さおよそ1cm、幅およそ3mmの金属片が見つかった。
要因 : ファスナーの留め金に使われている部品
予防.対策 : 缶詰の製造と販売を中止し、混入経路を調べている。再発防止と衛生管理の徹底

◆青森県むつ市の近川中学校で給食に金属片混入
発生日 : 12月18日 (月)
異物 : 給食の「長いもサラダ」に、ホチキスの針のような金属片が混入
要因 : 学校や調理場で使われているホチキス針ではないという。この日は、サラダの調理段階で異物は見つかっておらず、調理場などの調査でも器具の不備は確認されていない。
予防.対策 : 原因を追究するとともに、調理場内での注意、指導を徹底し再発防止に努める。

◆菓子製造販売「正栄デリシィ」がセブンイレブンやイオンなどに納めたチョコ菓子212万個を自主回収 一部にゴム片混入
発生日 : 12月21日 (木)
原因食品等 : セブンイレブンやイオンなどに納めたチョコレート菓子計212万1千個
要因 : 製造過程で一部の商品にゴム片が混入したという。
予防.対策 : 自主回収

◆興亜食糧製造は、アレルゲン「卵」の表示が欠落した菓子パンについて、自主回収
発生日 : 12月21日 (木) 回収
原因食品等 : 平成29年7月2日から12月20日までの菓子パン「スウィート4」
要因 : アレルゲン「卵」の表示が欠落していた。
予防.対策 : 自主回収
卵に対するアレルギー体質の人にとっては、アレルギー症状を発症する可能性がある。

<食中毒>

◆埼玉県幸手市の飲食店の仕出し弁当を食べた8人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 12月18日 (月)
発生場所.症状 : 仕出し弁当を食べた男女8人が嘔吐や下痢の症状
原因物質 : 弁当を食べた1人と従業員2人からノロウイルスを検出
原因食品 : 仕出し弁当(卵焼き、焼き鮭、冬瓜煮つけなど)
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 手洗いの徹底、清掃・消毒の徹底、食材の鮮度及び衛生的な管理及び食中毒予防に関する再教育実施

◆山梨県山梨市の飲食店で食事をした22人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 12月16日 (土)
発生場所.症状 : 複数名が下痢、吐き気、発熱、嘔吐など消化器症状
原因物質 : 患者の検便からノロウイルスを検出
原因食品 : そうめんや刺し身、天ぷらなど9日昼に当該施設で提供された食事
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理従事者の健康管理、衛生管理徹底。また。食品を十分加熱するなど予防を心掛ける。

◆栃木県鬼怒川温泉で食事をした25人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 12月9日 (土)
発生場所.症状 : 男女25人が下痢や発熱などの症状
原因物質 : うち6人と従業員1人からノロウイルスを検出
原因食品 : 刺し身や漬物など9日(土)に当該施設が提供した夕食
処分 : 営業禁止
予防.対策 : 調理従事者の健康管理、衛生管理徹底。また。食品を十分加熱するなど予防を心掛ける。

◆群馬県伊勢崎市の保育所が提供した食事を食べた38人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 12月12日 (火)
発生場所.症状 : 園児と職員の計38人が嘔吐や吐き気などの症状
原因物質 : 調理従事者便及び複数の有症者便からノロウイルスを検出
原因食品 : 12日の昼食に出された鶏肉の鍋物、厚揚げの煮付けなど
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 手洗いの徹底、清掃・消毒の徹底、食材の鮮度及び衛生的な管理及び食中毒予防に関する再教育実施

◆北海道富良野市の飲食店 の弁当を食べた27人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 12月14日 (木)
発生場所.症状 : 弁当を食べた6人のうち5人が、14日(木)夕方から下痢、発熱、嘔吐などの症状
原因物質 : 有症者及び調理従事者の便から同じ遺伝子型のノロウイルスを検出
原因食品 : 焼きサンマ、野菜天、小松菜のあえ物、焼鳥、ソーセージ、玉子焼、たらこなど
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 施設設備及び器具等の清掃・消毒徹底、食品の衛生的な取扱い及び調理従事者への衛生教育

◆広島県広島市の飲食店で食事をした6人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 12月16日 (土) ~17日 (日)
発生場所.症状 : 16人中6人が、16日(土)~17日(日)にかけて、下痢、嘔吐、発熱などを発症
原因物質 : 患者の便からノロウイルスを検出
原因食品 : キッシュ、生ハム、カルパッチョ、サラダ、鴨ロースト、ステーキ、ロールキャベツ、 ローストビーフなど
処分 : 営業禁止
予防.対策 : 施設設備及び器具等の清掃・消毒徹底、食品の衛生的な取扱い及び調理従事者への衛生教育

◆神奈川県横浜市の飲食店で食事をした3人がO157による食中毒 
発生日 : 11月5日 (日) ~10日 (金)
発生場所.症状 : 当該施設を利用後、食中毒症状を発症
原因物質 : 患者の症状・潜伏時間は、O157の特徴と一致、3人の便からO157を検出
原因食品 : 調査中
処分 : 営業禁止
予防.対策 : 帰宅時、調理前や調理中、食事の前、トイレの後、動物に触れた後は、石けんで手をよく洗う。

◆岩手県盛岡市の焼肉店で食事をした23人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 12月11日 (月)
発生場所.症状 : 10日に食事した23人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 複数の患者の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 施設が提供した食事(焼肉食べ放題メニュー)
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 清掃・消毒の徹底、生や加熱不十分な鶏肉等の提供注意。

◆大阪府泉大津市の飲食店で食事をした6人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 12月9日 (土)
発生場所.症状 : 9人が下痢、発熱、嘔吐などの症状
原因物質 : 6人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 12月8日に提供された食事(鶏の刺身を含む)
処分 : 2日間の営業停止
予防.対策 : 鶏の生食提供中止及び衛生的な管理及び食中毒予防に関する再教育実施。

◆大分県宇佐市の居酒屋で食事をした3人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 12月9日 (土)
発生場所.症状 : 男性3人が下痢や発熱の症状
原因物質 : 1人の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏レバ刺し、とりわさ。加熱用鶏肉を未加熱や不十分な加熱のまま提供したことが原因
処分 : 2日間の営業停止
予防.対策 : 鶏の生食提供中止、手洗いの徹底、清掃・消毒の徹底及び衛生的な管理及び食中毒予防に関する指導実施

◆広島県広島市の飲食店で食事をした19人がクドアによる食中毒
  発生日 : 12月15日 (金) ~17日 (日)
発生場所.症状 : 19人が嘔吐、下痢、発熱などの症状
原因物質 : 患者の便からクドア・セプテンプンクタータを検出
原因食品 : 当該施設で喫食したヒラメの刺身
処分 : ヒラメはすでに廃棄されており、食中毒の被害の拡大防止対策が講じられていることから、処分なし
予防.対策 : 養殖段階でのクドア保有稚魚の排除等。-20℃で4時間以上冷凍、または中心温度75℃で5分以上加熱

◆静岡県熱海市の飲食店で1人がアニサキスによる食中毒
発生日 : 12月10日 (日)
発生場所.症状 : 女性1人が同日夜に激しい胃痛を訴えた。
原因物質 : アニサキス
原因食品 : マグロやヒラメ、アジなどの刺し身盛合せ
処分 : 営業禁止
予防.対策 : 目視での除去、冷凍、または中心温度75℃で5分以上加熱

◆埼玉県久喜市の7小中学校に供給している給食センターで調理停止。調理員にノロウイルス陽性反応
発生日 : 12月18日 (月)
発生場所.症状 : 女性職員が体調不良で18日に休んだ。
原因物質 : 女性調理員からノロウイルスの陽性反応
原因食品 : 不明
処分 : なし
予防.対策 : ご飯やパン、デザート、牛乳など同センターが調理していない食べ物は提供する。対象となる小中学校では終業式までの期間中、おかずが出ない。

◆福岡県北九州市の小学校で児童ら37人がウイルスによる感染性胃腸炎
発生日 : 12月15日 (金) ~18日 (月)
発生場所.症状 : 児童ら37人に下痢や嘔吐の症状
原因物質 : 食中毒の可能性は低く、ウイルス感染が原因とみられる。
感染経路 : 調査中
処分 : ー
予防.対策 : 手洗いの励行や、嘔吐物などを処理する時には使い捨て手袋を使う。 健康管理の徹底。

◆静岡県浜松市ので児童ら72人が胃腸炎の集団感染
発生日 : 12月12日 (火) ~15日 (金)
発生場所.症状 : 小学生ら72人が嘔吐や吐き気
原因物質 : 調査中
感染経路 : 食中毒か感染症が集団発生したとみて、原因の特定を急いでいる。
処分 : 1日間の営業停止
予防.対策 : 手洗いの励行や、嘔吐物などを処理する時には使い捨て手袋を使う。 健康管理の徹底。