週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(12月5日)

冷凍メンチカツによる病原性大腸菌O-157の集団食中毒が発生した問題で28日、都内でも「タケフーズ」が製造した商品を食べた女性2人が腹痛や血便などの症状で入院したと発表、便や商品からO-157が検出され、都は食中毒と判断しました。冷凍食品は食品衛生法で定められた検査基準をクリアしなければならないこと、そうざい半製品は、調理するために冷凍されたものではなく、品質保持のために冷凍しているだけで、冷凍のまま調理する冷凍食品とは違うそうです。つまり業者間で決めたもので、行政が関係する事故ではないと言っているように感じます。食品衛生法の改正は考えられていないようですので、自ら管理しなければなりません。
感染性胃腸炎の都内の患者報告数が、流行警報基準を超えました。例年、11月から2月にかけての時期は感染性胃腸炎の発生が最も多くなる時期であり、今後の流行拡大に注意が必要です。手洗い等を徹底し、感染予防に努めましょう。高齢者や乳幼児の施設での大規模な事故が目立ちます。十分な感染防止対策をとりましょう。「体調が悪いときは、上司に報告する」ことを再度確認してください。

 

◆佐賀県佐賀市の「地鶏ばっかい」で食事をした男女7人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月25日(金)
発生場所・症状 : 男女7人が下痢や腹痛などの食中毒症状
原因物質 : 7人からカンピロバクター検出
原因食品 : 鶏肉の刺し身など
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 食材の十分な加熱や温度管理、手や調理器具の洗浄・殺菌

 

◆山梨県の障害者福祉施設でノロウイルスによる集団感染 (2016年12月5日)

発生日 : 11月22日(火)~30日(水)
発生場所・症状 : 施設の利用者19人と職員11人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 4人からノロウイルスを検出
原因食品 : 食品でなく、感染者からの接触で感染が広がったとみられる。
処分 : –
予防・対策 : 食材の十分な加熱や温度管理、手や調理器具の洗浄・殺菌

 

◆岡山県倉敷市の飲食店「おにぎり工房まこと」販売の弁当を食べた5人が黄色ブドウ球菌による食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月23日(水)
発生場所・症状 : 5人が嘔吐や下痢などの症状
原因物質 : 3人から黄色ブドウ球菌を検出
原因食品 : 同店販売の「天むす」「から揚げ」「卵焼き」が入った弁当
処分 : 5日間の営業停止
予防・対策 : 手洗いなど、感染予防の徹底

 

◆札幌市南区の定山渓ビューホテルに宿泊客115人がノロウイルスによる食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月19日(土) 11月20日(日)
発生場所・症状 : 宿泊客115人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 宿泊客4人と従業員2人からノロウイルスを検出
原因食品 : 19日の夕食か20日の朝食
処分 : 7日間の営業停止処分、ホテルは29日から全館休業した。
予防・対策 : 手洗いなど感染予防、月1回のスツール検査徹底

 

◆新潟県新潟市の飲食店「串焼とこころ 克」で食事をした男女6人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月17日(木)
発生場所・症状 : 男女6人が発熱や腹痛、下痢などの症状
原因物質 : 3人からカンピロバクター検出
原因食品 : 焼き鳥など
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 食材の十分な加熱や温度管理、手や調理器具の洗浄・殺菌

 

◆都内でも「タケフーズ」が製造したメンチかつを食べた女性2人がO-157による食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月3日(木)11月4日(金)
発生場所・症状 : 16日~18日に計12人が下痢の症状
原因物質 : 女性2人が腹痛や血便などの症状
原因食品 : 肉の石川「和牛・相模豚 メンチ 肉の石川」、米久の「yonekyuジューシーメンチカツ」
処分 : –
予防・対策 : ひき肉を使ったハンバーグやメンチカツ等の冷凍総菜を食べる時は、中心までしっかり加熱する。

 

◆高知県高知市、高知パレスホテル「ビュッフェレストラン エズ」で女性8人がサルモネラ菌による食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月19日(土)
発生場所・症状 : 女性8人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 6人からサルモネラ菌を検出
原因食品 : 同店で調理された料理
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 食材の十分な加熱や温度管理

 

◆群馬県みなかみ町の旅館「ホテル湖城閣」で食事をした客の男女21人がノロウイルスによる食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月19日(土)11月23日
発生場所・症状 : 客男女21人が下痢や嘔吐、発熱
原因物質 : 発症者3人と従業員の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 焼き鳥など
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 食材の十分な加熱や温度管理、従事者の健康管理

 

◆東京都千代田区「ほっともっと神田錦町店」の弁当で44人がノロウイルスによる食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月17日(木)
発生場所・症状 : 男女44人がその日の夜以降、相次いで下痢や嘔吐、発熱などの症状
原因物質 : 患者と従業員からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店の弁当
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 食事や調理の前の入念な手洗いや、加熱調理の徹底

 

◆東京都東区の飲食店「大衆割烹 百仁香」の食事で18人がノロウイルスによる食中毒 (2016年12月5日)

発生日 : 11月11日(金)
発生場所・症状 : 下痢や嘔吐、発熱などノロウイルスの症状
原因物質 : ノロウイルス
原因食品 : 11日に提供した食事(ハンバーグ、生姜焼き及び酢豚定食等)
処分 : 4日間の営業停止
予防・対策 : 食事や調理の前の入念な手洗いや、加熱調理の徹底

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>