週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(2月5日)


今週の注意事項・・・食品衛生法改正で厚労省は、小規模飲食店に全調理工程の衛生対策の記録義務化現実無視などすべての食品等事業者に対してHACCPによる衛生管理を制度化することを明らかにしました。
インフルエンザ患者数が先週1週間に1医療機関当たり52.35人と、統計を取り始めた平成11年以降で最も多かった最も多かった前週を上回り、過去最多を更新しました。

今年の通常国会に食品衛生法の改正案を提出し、すべての食品等事業者に対してHACCPによる衛生管理を制度化することを明らかにしまた。現在の食品製造業におけるHACCPの導入状況は、わずか29%。飲食業界ではほとんどゼロであり、厨房をHACCP対応に改修するなどHACCPに対応できる飲食店はいいが、対応できない零細の飲食店などは店を畳む事態に追い込まれかねません。このシステムを食堂、そば屋、寿司屋、居酒屋などすべての飲食業界に導入することが非現実的であることは明確です。この問題は、国会で徹底的に審議されるべきです。

全国のインフルエンザの患者数は先月28日までの1週間に1医療機関当たり52.35人と、統計を取り始めた平成11年以降で最も多かった前の週をさらに上回り、過去最多となりました。この数値を基に推計した患者数は274万人で、国が示す警報のレベルを超えている保健所の管内は全国で494ヵ所と41増え、インフルエンザの流行は引き続き拡大しています。国立感染症研究所は、手洗いや、マスクの着用など感染対策の徹底を呼びかけています。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

◆東京都港区の「ペストリー」製造のレインボーケーキ、着色料使用基準違反で回収
発生日 : 1月29日 (月)
原因食品等 : レインボーケーキ(大) 21個 、(小) 61個、ベルベットケーキ 177個
要因 : 食用赤色102号、食用青色1号及び食用黄色4号を着色料として使用
予防.対策 : スポンジケーキに使用してはならないという使用制限がある。5日間の営業停止及び販売禁止命令

◆大阪府東大阪市「株式会社モトックス」輸入の発砲性ワインの瓶口(内側)が欠け、ボトル内にガラス片混入
発生日 : 1月30日 (火) 回収着手
原因食品等 : マルケス・デ・モニストロル モナステリオーロ カバ ブルット(発泡性ワイン)
要因 : 瓶口(内側)が欠けたボトルが見つかり、そのボトル内にガラス片が認められたため
予防.対策 : 微小の破片が瓶内に混入している場合、破片をワインと一緒に飲むと怪我をする恐れがあるため、回収

<食中毒>

◆東京都中央区の飲食店でノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月21日 (日) ~23日 (火)
発生場所.症状 : 1月21日に来店客が、嘔吐・下痢・発熱等の症状
原因物質 : お客様及び同店舗スタッフからノロウイルスを検出
原因食品 : 1月21日、23日に提供された料理
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理従事者等の検便検査、衛生指導、施設設備及び器具の清掃・消毒徹底

◆熊本県熊本市の飲食店で食事をした3人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月25日 (木)
発生場所.症状 : 3人が25日(木)朝方から発熱、嘔気、腹痛などの症状
原因物質 : 客及び調理従事者からノロウイルスを検出
原因食品 : 23日夜に当該店が提供した食事
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理従事者等の検便検査、衛生指導、施設設備及び器具の清掃・消毒徹底

◆愛知県豊田市の飲食店で食事をした12人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月22日 (月)
発生場所.症状 : 食事をした男女12人が腹痛や下痢など食中毒症状
原因物質 : 7人の患者からノロウイルスを検出
原因食品 : 調査中
処分 : 営業禁止
予防.対策 : 施設設備及び器具の清掃・消毒徹底、食品の衛生的な取扱い及び調理従事者に対する衛生教育

◆鳥取県米子市内の保育園でロタウイルスによる感染性胃腸炎
発生日 : 2月1日 (木)
発生場所.症状 : 多数の園児が下痢、発熱の症状
原因物質 : 有症状者の一部からロタウイルスを検出
感染経路 : 西部地区でやや流行しており、東部地区で散発している。
処分 : 6日間の営業停止
予防.対策 : 下痢、嘔吐、腹痛などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診すること

◆東京都八王子市の飲食店の鶏料理で26人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 1月17日 (水)
発生場所.症状 : 食中毒症状
原因物質 : カンピロバクター
原因食品 : 加熱不十分な鶏肉料理
処分 : 6日間の営業停止
予防.対策 : 生肉を調理する際には十分に加熱することや調理器具を熱湯消毒するなどの徹底

◆奈良県奈良市の居酒屋で鶏刺しを食べた6人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 1月18日 (木)
発生場所.症状 : 6人が18日から下痢、腹痛、発熱等の症状
原因物質 : カンピロバクター
原因食品 : 鳥刺し、鶏の焼肉、つくね、ももの天ぷらなど
処分 : 3日間の営業停止、施設及び取扱改善命令。
予防.対策 : 生肉を調理する際には十分に加熱することや調理器具を熱湯消毒するなどの徹底

◆千葉県鴨川市の飲食店でシメサバを食べ、1人がアニサキスによる食中毒
発生日 : 1月28日 (日)
発生場所.症状 : 4人のうち1人が腹痛、吐き気、発熱等の症状
原因物質 : 患者の胃からアニサキスを摘出
原因食品 : 寿司(シメサバ)等
処分 : 2日間の営業停止
予防.対策 : アニサキスは「酢」で処理しても死滅しないので魚を調理する際は速やかに内臓を取り除く。

◆東京都港区の飲食店でシメサバを食べ、1人がアニサキスによる食中毒
発生日 : 1月11日 (木)
発生場所.症状 : 食中毒症状
原因物質 : 患者の胃からアニサキスを摘出
原因食品 : 1月11日に提供されたシメサバ
処分 : 1日間の営業停止
予防.対策 : 20℃で24時間以上の冷凍または加熱