週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(4月24日)

今週の注意事項…カンピロバクターによる昨年の患者数が、一昨年より1.6倍増えているのに具体的な対策はないのでしょうか。鶏刺し、特に鶏レバー刺しでのによる食中毒が、毎週必ずらずといっていいほど発生しています。 (2017年4月24日)

厚生労働省は、「カンピロバクター汚染の低減に有効な衛生管理方法について食鳥処理場等への普及を進めていく予定」と発表しています。また、「鶏肉のカンピロバクター汚染を低減する衛生管理の方法について科学的な知見を集積している」ととのことですが、毎年この時期必ず多発していますし、先週報告しましたが、昨年の患者数は3272人で前年比1.6倍に増えています。「食鳥肉の処理段階での微生物汚染の低減。」「飲食店での加熱の必要性、加熱不十分な料理提供の防止。」「カンピロバクター食中毒に関する正しい知識の消費者への普及啓発。」と課題は挙げられていますが、厚生労働省での具体的対策を急いでほしいと思います。まずは、「鶏の生食提供はやめる。」「十分な加熱」を自分たちが徹底することです。
 

◆神奈川県厚木市のビジネスホテル「厚木アーバンホテル」の食事で38人がノロウイルスによる食中毒 (2017年4月24日)

発生日 : 4月12日(水)~13日(木)
発生場所・症状 : 食事をとった38人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 7人からノロウイルスを検出。従業員2人からもノロウイルスが検出
原因食品 : 共通する食事がこのホテルでの食事
処分 : 営業禁止
予防・対策 : 手や調理器具の洗浄、食材の鮮度管理徹底、調理調理従事者の健康状態の確認

 

◆静岡県静岡市で合宿中の高校生13人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年4月24日)

発生日 : 3月31日(金)~4日(火)
発生場所・症状 : 東京都内の高校に通う男子生徒13人が下痢や発熱など食中毒の症状
原因物質 : 5人の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 同じメニューを食べた他のグループの体調には異変がなかったため、原因施設や原因食品の断定できず
処分 : なし
予防・対策 : 肉の十分な加熱及び鮮度管理徹底、調理調理従事者の衛生管理の徹底

 

◆高知県高知市の居酒屋「焼鳥せいわ」の料理で4人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年4月24日)

発生日 : 4月8日(土)
発生場所・症状 : 提供された料理を食べた5人のうち4人が下痢、腹痛,発熱の食中毒症状
原因物質 : 3人の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏の刺身(砂肝,とさか,レバー,ささみ)
処分 : 4日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉の生食注意及び鮮度管理徹底、調理調理従事者の衛生管理の徹底

 

◆高知市と同じ南国市の居酒屋「焼鳥せいわ」の料理で4人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年4月24日)

発生日 : 4月7日(金)
発生場所・症状 : 7人中4人が下痢、腹痛等の食中毒症状
原因物質 : 患者4人の検便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏肉の刺身(ササミ、砂肝、レバー)、焼き鳥、土佐焼(鶏肉のみそ炒め
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉を生のまま提供しない、焼き方についても十分加熱する。清掃、消毒及び衛生管理徹底.殺菌と十分な加熱調理

 

◆神奈川県川崎市の焼鳥店「トタン屋本舗 登利武」の料理で4人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年4月24日)

発生日 : 4月6日(木)
発生場所・症状 : 5人中4人が下痢等の症状
原因物質 : カンピロバクター
原因食品 : 鶏レバーのたたきなど
処分 : –
予防・対策 : 鶏肉の生食注意及び鮮度管理徹底、調理調理従事者の健康状態の確認

 

◆京都府宇治市の弁当店 「 2nd kitchen 六地蔵」の弁当で高校生46人がウエルシュ菌による食中毒 (2017年4月24日)

発生日 : 4月7日(金)
発生場所・症状 : 46名が下痢などの症状、うち42名が医療機関を受診
原因物質 : 昼食として提供した弁当からウエルシュ菌を検出
原因食品 : ポテトサラダ、鶏唐揚げ(甘酢あんかけ)、筑前煮、鶏キムチ等
処分 : 1日間の営業停止
予防・対策 : 室温で放置せず底の浅い容器で小分けし、保存は冷蔵庫で行う。食べる前に再度加熱する。

 

◆東京都渋谷区の飲食店「渋谷道玄坂鮮魚処 古10弐」の食事で1人がアニサキスによる食中毒 (2017年4月24日)

発生日 : 4月4日(火)
発生場所・症状 : 腹痛、嘔気
原因物質 : 発症者および料理の残品からアニサキス虫体を摘出
原因食品 : 4月4日に当該施設で調理提供された食事
処分 : 1日間の営業停止
予防・対策 : 原料の保管、鮮度管理及び目視での除去徹底

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>