週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(5月14日)

今週の注意事項・・・宇都宮市は13日、市立西原小学校で児童ら計約180人が下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴えたと発表しました。市保健所は集団食中毒の疑いがあるとみて調べています。
 5月も中旬となり、気温の上昇に伴って食中毒が心配になる時期です。食中毒と呼ばれるものの9割以上が、細菌などの微生物によるものです。一方、食品の味や臭いが変わることは極めてまれで、「変な臭いや、変色がなければ大丈夫」といった自己判断もNGです。

宇都宮市は13日、市立西原小学校で児童ら計約180人が下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴えたと発表しました。保健所は、集団食中毒と判断し、調査を開始しました。土曜日は学校が休みなので、木曜日か金曜日の給食の可能性もあるとみています。献立は、10日(木)麦入りごはん、牛乳、セルフ牛丼、みそ汁、アップルジュース、11日(金)麦入りご飯、海苔の佃煮、牛乳、イカの天ぷら、大根おろし、生揚げと野菜の煮つけでした。食材だけでなく、給食調理従事者が不衛生であったとか、給食の食器が不衛生、給食を配膳する児童が不衛生など、いろいろな要因が考えられます。

5月も中旬となり、気温の上昇に伴って食中毒が心配になる時期です。弁当はつくってからすぐに食べるものではないため、保管している間に菌が増え、食中毒の原因となることがあります。 ご飯やおかずになるべく菌をつけないこと、菌を増やさないことが特に大切です。菌をつけないためのポイントは、1. 調理するときはよく手を洗う。 2. 詰めるときは、清潔な箸や衛生手袋をはめて詰める。3. おにぎりは、衛生手袋をする、または、ラップフィルムで包むようにして握り、手指の菌がつかないようにする。また、菌は水分が多いと増えやすいため、焼く、揚げるなどおかずの水分が少なくなるような調理をしましょう。和え物のように、加熱後に切る、混ぜるなど熱を加える以外の調理作業をするおかずは、菌がつきやすく増えやすいため低温を保つようにします。
 菌が増えやすい温度は10~65 ℃です。なるべくこの温度帯を避けて保管しましょう。 ご飯・おかずは十分に冷ましてから蓋をし、菌が増えないようにしましょう。調理道具、ふきんを清潔に保つことも重要です。 まな板や包丁を生肉・加熱用鮮魚など「これから加熱する食材用」と、サラダ用野菜や調理済み食品など「これから加熱しないで食べる食材用」とで分けて用意することなどを心掛けてください。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

◆ はごろもフーズが製品回収 約1300万個が対象
発生日 : 5月9日 (水) 発表
原因食品等 : 「ポポロマカ」「ペンネ」など28種類の製品
要因 : マカロニ製品の袋に製造設備のポリウレタン樹脂の破片が混入
予防.対策 : 自主回収。健康被害を起こす素材ではないという。

◆ 米国産生鮮ラズベリーからエトキサゾールを0.25ppm検出 回収保管指示
発生日 : 5月8日 (火) 発表
原因食品等 : 東京青果貿易株式会社 輸入の 生鮮ラズベリー
要因 : エトキサゾールを0.25ppm検出
予防.対策 : 5月8日、輸入者に対し、文書により当該品の回収、保管を指示

<食中毒>

◆ 東京都武蔵野市の飲食店で食事をした15人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 4月23日 (月)
発生場所.症状 : 食事をした15人が嘔吐、下痢、腹痛等の症状
原因物質 : ノロウイルス
原因食品 : 22日に調理し提供した食事(バンバンジー、刺身盛合せ、サーモンとチーズとトマトのピンチョス、ミックスリーフサラダ等)
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。調理者の健康管理、食材の保管・管理方法の確認

◆ 長崎県長崎市の寿司店で食事をした14人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 5月5日 (土) ~5月6日 (日)
発生場所.症状 : 食事をした1団体の31人中14人が5日(土)から6日(日)にかけて嘔吐、下痢、発熱等の症状
原因物質 : 有症者9人および当該施設の調理従事者1人の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 当該施設で提供された食事(天ぷら、寿司など)
処分 : 1日間の営業停止
予防.対策 : 事件再発防止のため、食品衛生監視員による従業員の衛生教育等を実施。

◆ 福岡県福岡市の飲食店が製造販売したサンドイッチで3人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 4月28日 (土)
発生場所.症状 : 腹痛、嘔吐、下痢などの症状
原因物質 : 患者及び従事者の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 27日(金)に製造されたサンドイッチ
処分 : 飲食店営業及び菓子製造業について営業禁止
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。調理者の健康管理、調理工程見直しによる二次汚染対策

◆ 広島県福山市のホテルの宴会場で提供された料理で23人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 4月30日 (月)
発生場所.症状 : 宴会に出席した46人中23人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 患者及の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 宴会場で提供された料理
処分 : ホテルの調理場などを営業禁止
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。調理者の健康管理、食材の保管・管理方法の確認

◆ 岐阜県高山市の中華料理店で食事をした10人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 4月26日 (木)
発生場所.症状 : 男性10人が嘔吐や下痢などの症状
原因物質 : 食事をした10人中4人と調理をしていた経営者の便からノロウイルスを検出
感染経路 : 焼き餃子やチャーハンなど、二次汚染の可能性
処分 : 営業禁止
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。調理者の健康管理、二次汚染注意

◆ 東京都港区の飲食店で食事をした13人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 4月27日 (金) ~4月28日 (土)
発生場所.症状 : 食中毒症状
原因物質 : カンピロバクター
原因食品 : 生の食肉、レバ刺し、加熱不十分の食肉や二次汚染を受けたサラダ
処分 : 7日間の営業停止
予防.対策 : 加熱用の鶏肉を使用して生食及び加熱不十分な状態で料理を提供しない。

◆ 京都府京都市の飲食店が提供した鶏の刺身で10月人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 4月30日 (月) ~5月2日 (水)
発生場所.症状 : 5人が下痢,発熱,腹痛等の症状
原因物質 : 3人の患者の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏のお刺身2種盛り合わせ,サラダ,チキン南蛮,焼鳥など
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。加熱不十分な状態で料理を提供しない。食材の保管・管理方法の確認 。

◆ 兵庫県神戸市の飲食店が提供した鶏刺身等で12人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 4月29日 (日)
発生場所.症状 : 13人が下痢、腹痛等の症状
原因物質 : 4人の患者の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏刺身、鶏炙り、鶏タタキ、唐揚
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 食肉類は調理済み食品とは別に低温保管し、調理に使用した器具は十分に洗浄・消毒してから次の食材に用いる。

◆ 福島県いわき市にある観光施設のホテルのレストランで食事をした115人がウェルシュ菌による食中毒
発生日 : 5月6日 (日)
発生場所.症状 : レストランで食事をした115人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : ウエルシュ菌
原因食品 : 夕食ビュッフェのミートボール、魚介スープ
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : カレーやシチューなどの煮込み料理は良く攪拌し、しっかりと加熱する。

◆ 熊本県氷川町の男性が譲り受けたフグで食中毒
発生日 : 5月8日 (火)
発生場所.症状 : 知人からコモンフグ6匹を譲り受け、同日夕、自宅で煮付けにして食べた。
原因物質 : フグ毒
原因食品 : 譲り受けたフグ
処分 : -
予防.対策 : 素人はふぐの調理をしない。

◆ アリゾナ州の農場のロメインレタスで大腸菌、初の死者 感染者121人に
発生日 : 5月2日 (水)
発生場所.症状 : カリフォルニア州でロメインレタスが原因とみられる大腸菌感染が広がっている。
原因物質 : 大腸菌
原因食品 : アリゾナ州ユマ産ロメインレタス
処分 : -
予防.対策 : アリゾナ州ユマ産でないことが確認できない限り食べないよう求める異例の措置に踏み切った。