週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(5月16日)

ニチレイ冷凍野菜25万食、イオン20万食にリステリア菌混入の恐れあり、自主回収しました。リステリア菌は、河川水や動物の腸管内など環境中に広く分布する細菌です。我が国のこれまでの食中毒統計では、リステリアによる食中毒の報告例はありませんが、食品安全委員会の評価書によると、リステリア感染症の推定患者数は年間200人(平成23年)とされています。
リステリアに感染して重症化することはまれですが、妊婦、高齢者の方は注意が必要です。万が一リステリア菌が存在しても、摂取時の加熱により菌は死滅するので、健康上の問題はないと判断されています。念のため、取扱商品の原料産地、メーカーを確認して、お客様にも対応できるようにしてください。カンピロバクター、山菜での食中毒も先週同様増えています。

 

◆イオン、冷凍野菜20万袋回収 リステリア菌混入の恐れ (2016年5月16日)

発生日 : 5月13日(金)
発生場所・症状 : アメリカCRF Frozen Foods社の原料
原因物質 : リステリア菌が混入している可能性
原因食品 : トップバリュ 「グリーンアイ オーガニック ミックスベジタブル」「グリーンアイ オーガニック グリーンピース」
処分 : 自主回収
予防・対策 : 加熱すれば菌は死滅するため、通常の調理をすれば健康に問題ないが自主回収

 

◆富士河口湖町船津の飲食店「山澄園」でカンピロバクターによる食中毒 (2016年5月16日)

発生日 : 4月20日(水)
発生場所・症状 : 料理を食べた16人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 4人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 同店の料理
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原材料、特に鶏肉の保管温度徹底と十分な加熱。

 

◆さぬき市志度の飲食店「串もん屋たかちゃん」で3人が下痢や発熱などの症状 (2016年5月16日)

発生日 : 4月29日(金)
発生場所・症状 : 男女3人が下痢や発熱などの症状
原因物質 : 不明
原因食品 : 同店の食事
処分 : 5日間の営業停止
予防・対策 : 肉の鮮度管理徹底と十分な加熱、衛生管理意識向上

 

◆兵庫県神戸市中央区相生町の飲食店「炭火焼鳥 とり丸」でカンピロバクターによる食中毒 (2016年5月16日)

発生日 : 4月29日(金)
発生場所・症状 : 食事をした女性5人が下痢や腹痛の症状
原因物質 : うち2人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏刺しなど
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱、鶏の生食はしない。

 

◆福岡県福岡市舞鶴公園で行われたイベント「肉フェス2016FUKUOKA春」で食中毒 (2016年5月16日)

発生日 : 5月3日(火)
発生場所・症状 : 食事をした4人が、腹痛や下痢などの症状
原因物質 : うち4人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏ささみ肉を使った握りずしなどを食べた
処分 : –
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱、鶏の生食はしない。

 

◆ニチレイ、冷凍野菜25万袋回収 リステリア菌混入の恐れ (2016年5月16日)

発生日 : 5月10日(火)
発生場所・症状 : アメリカCRF Frozen Foods社の原料
原因物質 : リステリア菌が混入している可能性
原因食品 : 「元気畑の有機野菜コーンカーネル」など5商品
処分 : 自主回収
予防・対策 : 加熱すれば菌は死滅するため、通常の調理をすれば健康に問題ないが自主回収

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>