週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(5月23日)

各地で夏日、また北海道で真夏日が続くなど気温の上昇に伴い、食中毒が発生しやすい状況になると予想されます、食品の低温管理など注意を徹底してください。相変わらず鶏肉での生食によるカンピロバクター食中毒が多発しています。先週の福岡の「肉フェス」に続き、東京での「肉フェス」でも同様の事故がりました。保健所の勧告を無視して営業を続けた結果、事故につながっています。主催者側のいい加減さが露呈されています。
2011年の焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」集団食中毒事件で、富山地検は19日、業務上過失致死傷容疑で書類送検された店の運営会社「フーズ・フォーラス」(東京都千代田区、特別清算中)の元社長と、肉の納入業者「大和屋商店」(東京都板橋区)の元専務を、いずれも不起訴(嫌疑不十分)としました。しかし、被害者は、検察審査会に審査を申し立てるかどうかも含め、今後の対応を代理人弁護士と相談して決めるといっています。

 

◆熊本県八代市上日置町の鮮魚店「フードプラザにしだ日置店」の刺し身でアニサキスによる食中毒 (2016年5月23日)

発生日 : 5月17日(火)
発生場所・症状 : 刺し身を食べた同市の60代男性が腹痛や嘔吐
原因物質 : 男性の胃から食中毒を引き起こす寄生虫「アニサキス」を検出
原因食品 : 同店で購入した刺し身盛り合わせ
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 目視での除去、もしくは冷凍保存

 

◆岐阜県岐阜市柳津町の飲食店「とりや」でカンピロバクターによる食中毒 (2016年5月23日)

発生日 : 5月10日(火)
発生場所・症状 : 飲食した男女2人が下痢や発熱などの症状
原因物質 : 1人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏の生肝や焼き鳥など
処分 : 当分の間営業禁止
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱、鶏の生食はしない。

 

◆千葉県市原市五井西のすし店「すし処 さすけ五井店」で、2人がノロウイルスによる食中毒 (2016年5月23日)

発生日 : 5月11日(水)
発生場所・症状 : すしなどを食べた2人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 4人からノロウイルスが検出
原因食品 : 同店の食事
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 肉の鮮度管理徹底と十分な加熱、衛生管理意識向上

 

◆宮城県青葉区二日町の飲食店「和菜 しば田」で男性がアニサキスによる食中毒 (2016年5月23日)

発生日 : 5月10日(火)
発生場所・症状 : 刺し身を食べた50歳代の男性が腹痛などの症状
原因物質 : 男性から食中毒を引き起こす寄生虫「アニサキス」を検出
原因食品 : アイナメやカツオなどの刺し身
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 目視での除去、もしくは冷凍保存

 

◆東京都江東区青海で開かれた食のイベント「肉フェス」で、カンピロバクターによる食中毒 (2016年5月23日)

発生日 : 5月2日(月)
発生場所・症状 : 料理を食べた男女計49人が下痢や腹痛の症状
原因物質 : カンピロバクター
原因食品 : 肉フェスで提供された「ハーブチキンささみ寿司」
処分 : イベント主催社に近く、生肉提供をやめるよう改善勧告
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱、鶏の生食はしない。

 

◆千葉県船橋市の飲食店「新鮮ヤキトン酒場 トントンびょうし北習志野店」でカンピロバクターによる食中毒 (2016年5月23日)

発生日 : 5月6日(金)
発生場所・症状 : 料理を食べた女性5人が下痢、腹痛などの症状
原因物質 : 全員からカンピロバクターを検出
原因食品 : 湯通しした鶏レバーなど
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱、鶏の生食はしない。

 

◆菓子メーカー「不二家」が新発売のチョコ菓子55万個を自主回収 異物混入と判明 (2016年5月23日)

発生日 : 5月17日(火)
発生場所・症状 : 秦野工場(神奈川県秦野市)の設備が破損
原因物質 : 製造設備の一部が破損し、ゴム片が混入
原因食品 : チョコ菓子「焼きルック(塩バニラ)MP」
処分 : 自主回収
予防・対策 : 返金、品質管理体制の強化

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>