週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(5月30日)

福井県若狭町の八つの小中学校で起きた集団食中毒問題で、新たに児童6人と教職員2人が症状を訴え、発症者は計331人となりました。感染源とされる町給食センターの給食を食べていない保育園児も19人が発症し、近隣の小浜、敦賀、美浜、おおいなどの各市町も、ウェブページなどで2次感染への注意喚起を始めました。保護者の間には、町の対応への不満がくすぶっています。22日朝から、町内や近隣の診療所などで数十人が受診していたが、学校から健康状態を尋ねるメールや電話連絡があったのは午後になってからで、集団食中毒の疑いに伴う休校の周知は、午後7時以降にずれこんだとのことです。対応が早ければ、混乱は防げたかもしれません。
また、鶏の生食ニヨルカンピロバクターでの食中毒が、下記に報告した件以外にも多発しています。不十分な加熱によっても置きますので、温度管理の徹底をお願いします。

 

◆埼玉県川口市戸塚の飲食店「季節料理 八しま」で寄生虫「クドア」による食中毒 (2016年5月30日)

発生日 : 5月25日(水)
発生場所・症状 : 同店でヒラメの刺し身を食べた男女9人が、下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 1人から寄生虫「クドア」を検出
原因食品 : ヒラメの刺身
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 目視での除去、もしくは冷凍保存

 

◆新潟県新潟市の居酒屋「炭ノ番」で男女8人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年5月30日)

発生日 : 5月16日(月)
発生場所・症状 : 飲食した男女8人が下痢や発熱などの症状
原因物質 : 3人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏の刺し身
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱、鶏の生食はしない。

 

◆鹿児島県南九州市知覧町の旅館「あづま荘」で男子高校生7人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年5月30日)

発生日 : 5月14日(土)
発生場所・症状 : 高校の部活動の歓迎会で7人が下痢や腹痛、発熱の症状
原因物質 : 従業員を含む3人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏の刺し身、空揚げ
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱、鶏の生食はしない。

 

◆岐阜県多治見市のレストラン「シェ・ブラウゼ」で食事をした女性4人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年5月30日)

発生日 : 5月12日(木)
発生場所・症状 : 4人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 東濃保健所の検査で女性2人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏肉や生ハム
処分 : 当面の間営業禁止
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱。

 

◆福井県若狭町の町立小中学校に通う約260人の児童・生徒らがノロウイルスによる食中毒 (2016年5月30日)

発生日 : 5月21日(土)
発生場所・症状 : 突然嘔吐や、高熱を出したりした子どもが続出。入院患者も。
原因物質 : 調理従事者からノロウイルスを検出
原因食品 : 町給食センターから提供を受けた給食
処分 : 3日間、町給食センターを業務停止
予防・対策 : 原材料の保管温度徹底と十分な加熱。従業員の健康管理、検便の徹底

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>