週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(7月24日)

今週の注意事項…食品表示の適正化に向けた夏期の一斉取り締まりが今月、消費者庁によって全国規模で実施されています。カンピロバクターによる食中毒要因の鶏肉の加熱不足、生食への指導がありますので、調理時の確認をお願いします。 (2017年7月24日)

食品表示の適正化に向けた夏期の一斉取り締まりが今月、消費者庁によって全国規模で実施されています。今回は、特定保健用食品(トクホ)の許可を受けた食品に品質管理体制上の不備が見つかった事例や、鶏肉を扱う事業者・飲食店のカンピロバクター食中毒対策、アレルゲン有無の表示を重要視し、加熱調理による適正表示の徹底・指導や啓発を行っていくそうです。特に鶏肉の加熱不足や生食によるカンピロバクターによる食中毒が毎週発生しています。徹底指導をお願いしたいと思います。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

◆中国ウナギから基準値超える農薬、輸入した福井のうなぎ店経営会社は食品衛生法違反不起訴 (2017年7月24日)
発生日 : 7月18日(火)
原因食品等 : 基準値を超える農薬が残るうなぎ約2.8トンを中国から輸入
混入異物 : 農薬 産地偽造
<対策等>
検討中
中国産ウナギを静岡産や三河産などと偽り、「うなぎ・割烹曙覧」で提供したとして、不正競争防止法違反の罪で罰金50万円の略式命令

<食中毒>

◆福岡県でミャンマーからの帰国者が細菌性赤痢 (2017年7月24日)
発生日 : 7月8日(土)
発生場所・症状 : 北九州市在住46歳の女性が7月8日に発熱、下痢、腹痛の症状
原因物質 : 検査の結果 細菌性赤痢と判明
原因食品 : 7月2日(日)に提供された結婚披露宴料理
処分 : -
<予防・対策>
患者等に対し、疫学調査及び二次感染予防の指導を実施 。原料の衛生管理徹底。

◆群馬県高崎市の寿司店で食事をした1人がアニサキスによる食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 7月16日(日)
発生場所・症状 : 16日未明に激しい腹痛
原因物質 : アニサキスを検出
原因食品 : 関サバしょうゆ漬けの握りずしなど
処分 : 1日間の営業停止
<予防・対策>
目視での除去徹底、冷凍もしくは加熱。

◆東京都港区の飲食店のビュッフェ料理で12人が黄色ブドウ球菌による食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 6月28日(水)
発生場所・症状 : 3人が下痢や発熱、腹痛などの症状
原因物質 : 患者からカンピロバクターを検出
原因食品 : ささみチーズ串、レバー串
処分 : 4日間の営業停止
<予防・対策>
手指の傷、膿の確認。衛性手袋の着用

◆千葉県南房総市の催事での弁当で6人が黄色ブドウ球菌による食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 7月12日(水)
発生場所・症状 : 腹痛、嘔吐、吐き気の症状
原因物質 : 患者の便から黄色ブドウ球菌を検出
原因食品 : 弁当(チャーシュー丼、カツ丼、いなり寿司、山菜おこわ、鶏の唐揚)等
処分 : 3日間の営業停止
<予防・対策>
手指の傷、膿の確認。衛性手袋の着用

◆東京都国分寺市の飲食店で食事をした7人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 6月30日(金)
発生場所・症状 : 7人が腹痛、下痢、発熱等の症状
原因物質 : カンピロバクターを検出
原因食品 : 当該施設で調理し提供した食事
処分 : 5日間の営業停止
<予防・対策>
生食提供の注意することと肉は十分に加熱する。従業員の衛生教育実施。

◆東京都中野区の飲食店の食事でカンピロバクターによる食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 6月27日(火)
発生場所・症状 : 不明
原因物質 : カンピロバクターを検出
原因食品 : 加熱不十分の鶏肉
処分 : 6日間の営業停止
<予防・対策>
生食提供の注意することと肉は十分に加熱する。従業員の衛生教育実施。

◆福岡県福岡市の飲食店で食事をしたで3人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 7月5日(水)
発生場所・症状 : 腹痛、吐き気、下痢、発熱等の症状
原因物質 : 2人の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏レバーの炙り
処分 : -
<予防・対策>
生食提供の注意することと肉は十分に加熱する。従業員の衛生教育実施。

◆佐賀県鹿島市の給食で園児ら19人がサルモネラ菌による食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 7月8日(土)
発生場所・症状 : 園児16人と保育士3人が下痢や発熱、腹痛などの症状
原因物質 : サルモネラ菌を検出
原因食品 : 職員が自宅から持ち込んだキュウリの浅漬け
処分 : 11日から給食を中止
<予防・対策>
肉、魚、卵は良く加熱。調理器具の洗浄や消毒で二次汚染を防ぐ。

◆山口県下関市の飲食店で食事をした6人がノロウイルスによる食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 7月2日(日)
発生場所・症状 : 6人が下痢や発熱、嘔吐などの食中毒症状
原因物質 : 患者の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店の食事
処分 : 3日間の営業停止
<予防・対策>
調理前の丁寧な手洗いを徹底、食材の鮮度管理、衛生管理徹底

◆奈良県奈良市の回転寿司店で食事をした12人がノロウイルスによる食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 7月9日(日)
発生場所・症状 : 18人が下痢、発熱、嘔吐等の症状
原因物質 : 患者及び調理従事者の便からノロウイルス(GⅡ)を検出
原因食品 : 7月8日(土)同店での夕食
処分 : 2日間の営業停止
<予防・対策>
調理前の丁寧な手洗いを徹底、食中毒知識の再教育

◆宮城県角田市の焼き肉店で食事をした10人がノロウイルスによる食中毒 (2017年7月24日)
発生日 : 7月10日(月)
発生場所・症状 : 10人が11日~13日にかけて吐き気や下痢などの症状
原因物質 : 7人からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店の食事
処分 : 2日間の営業停止
<予防・対策>
調理前の丁寧な手洗いを徹底、食材は十分に加熱