週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(7月25日)

梅雨が明け、気温も急上昇するこの時期は、サルモネラ菌、病原性大腸菌 o-157、腸炎ビブリオなどの食中毒事件が増加します。また、最近の食中毒の発生状況では、カンピロバクター食中毒が原因物質別の発生件数で1位と増加しています。焼鳥など鶏肉の加熱不十分や生食が原因で起きています。
気温上昇による衛生管理不十分な屋台や祭りでの食中毒が目立っています。原材料の衛生管理、保管温度の管理に注意してください。長野県では2度目の食中毒注意報が出るなど、警報(岐阜)や注意報(長野、愛知、三重)が発令されています。従業員の体調管理も含め衛生管理には十分注意を図ってください。

 

◆静岡県藤枝市の小学校で自分達で栽培したジャガイモを食べた児童25人がソラニンによる食中毒 (2016年7月25日)

発生日 : 7月15日(金)
発生場所・症状 : 児童25人が腹痛や吐き気
原因物質 : ジャガイモからソラニン類が検出された。
原因食品 : ソラニン類が多い未成熟なジャガイモを食べたとみられる
処分 : –
予防・対策 : 未成熟なジャガイモを食べない。芽や光に当たって緑色になった部分は除くこと。

 

◆愛媛県松山市の飲食店「あかね家」で、焼鳥などを食べた女性4人カンピロバクターによる食中毒 (2016年7月25日)

発生日 : 7月6日(水)
発生場所・症状 : 女性4人が腹痛や下痢などの症状
原因物質 : 3人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 親睦野球大会の仕出し弁当
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉の衛生管理徹底。十分な加熱。

 

◆奈良県葛城市の花火大会の会場で、屋台のケバブを食べた6人が黄色ブドウ球菌による食中毒 (2016年7月25日)

発生日 : 7月18日(月)
発生場所・症状 : 屋台のケバブを食べた男女6人が嘔吐や下痢などの症状
原因物質 : 食材などから黄色ブドウ球菌を検出
原因食品 : ケバブ
処分 : 調理従事者への衛生教育の徹底
予防・対策 : 手指などに切り傷や化膿している場合は、調理をしない。

 

◆佐賀県唐津市のスーパー「なかよし村北波多店」が販売したアジの刺身で、アニサキスによる食中毒 (2016年7月25日)

発生日 : 7月12日(火)
発生場所・症状 : 刺し身を食べ、約4時間半後に腹痛を訴え、医療機関を受診
原因物質 : 男性の胃から寄生虫「アニサキス」を検出
原因食品 : アジの刺身
処分 : 4日間の営業停止
予防・対策 : 目視での除去

 

◆北海道旭川市のPTA行事で「ごはんやさん」の弁当を食べた33人が黄色ブドウ球菌による食中毒 (2016年7月25日)

発生日 : 7月10日(日)
発生場所・症状 : 弁当を食べた男女計33人が、腹痛や嘔吐などの症状
原因物質 : 7人から黄色ブドウ球菌を検出
原因食品 : PTA行事の弁当
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 洗浄や消毒の徹底

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>