週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(8月14日)

今週の注意事項…愛知県の居酒屋の料理でサポウイルスによる食中毒がありました。サポウイルスは病原性大腸菌でノロウイルスによく似たウイルスです。 (2017年8月14日)

サポウイルスは1977 年に札幌の児童福祉施設における胃腸炎の集団発生で初めて報告されたものです。ノロウイルスと同じカリシウイルス科に属するウイルスでヒトの小腸粘膜で増殖します。2002年、国際ウイルス命名委員会で正式に「サポウイルス」と命名されましたが、それまでは発見された地名(札幌)に由来し、「サッポロウイルス」と呼ばれていました。感染経路は疫学的調査から、カキをはじめとした二枚貝の生食やウイルスを保有する調理従事者の関与が強く指摘されています。感染経路は疫学的調査から、カキをはじめとした二枚貝の生食やウイルスを保有する調理従事者の関与が強く指摘されています。予防策は、ノロウイルスによると同様、①中心部までの十分な加熱、②生野菜等は十分に洗浄、③ トイレの後、調理をする際、食事の前にはしっかり手を洗う、④手洗いの後、使用するタオル等は清潔なものを使用。を心掛けてください。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

◆小田急新宿店のイベントで販売の鶏めしで一部消費期限誤表記 (2017年8月16日)
発生日 : 8月6日(日)
原因食品等 : イベントスペースで販売した「鶏めし」おにぎりの一部商品
混入異物 : -
<対策等>
自主回収
消費期限が「29.8.6 20時~22時」とすべきところ「29.8.8 20時~22時」と誤表記

◆「和泉手延べそうめん」スープの添付間違えアレルゲンの欠落 (2017年8月16日)
発生日 : 8月4日(金)
原因食品等 : 和泉手延べそうめん
混入異物 : めんつゆを添付するところ中華麺のスープを添えた
<対策等>
店頭告知、販売店から撤去
めんつゆを添付するところ中華麺のスープを添えてしまい、推奨表示であるアレルゲン(鶏肉、豚肉、ごま)が欠落したため

<食中毒>

◆愛知県名古屋市の飲食店で食事をした15人がサポウイルスによる食中毒 (2017年8月16日)
発生日 : 8月1日(火)
発生場所・症状 : 15人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 患者と食事を調理した店の従業員から「サポウイルス」を検出
原因食品 : 同店で提供された料理
処分 : 営業禁止
<予防・対策>
調理や食事の前の十分な手洗いや、調理器具の消毒を徹底

◆大分県日田市の こども園で17人が腸管出血性大腸菌O111に集団感染 (2017年8月16日)
発生日 : 8月1日(火)
発生場所・症状 : 15人に軟便や下痢などの症状
原因物質 : 16人がO111に感染
原因食品 : こども園の食事ではなく、子供の手からの2次汚染の可能性
処分 : -
<予防・対策>
手洗いの徹底

◆東京都江東区の飲食店の料理でアニサキスによる食中毒 (2017年8月16日)
発生日 : 7月11日(火)
発生場所・症状 : 腹痛などの症状
原因物質 : アニサキスを検出
原因食品 : 同店で提供された料理
処分 : 1日間の営業停止
<予防・対策>
冷凍保存、目視での除去

◆東京都江東区の飲食店の料理でアニサキスによる食中毒 (2017年8月16日)
発生日 : 7月23日(日)
発生場所・症状 : 腹痛などの症状
原因物質 : アニサキスを検出
原因食品 : 同店で提供された料理
処分 : 1日間の営業停止
<予防・対策>
冷凍保存、目視での除去

◆山梨県甲府市の飲食店で食事をした5人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年8月16日)
発生日 : 7月20日(木)
発生場所・症状 : 70~90代の男女計16人が発熱や下痢などの症状
原因物質 : 2人の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 同店の食事
処分 : 3日間の営業停止
<予防・対策>
生食提供への注意徹底。従業員の食中毒教育実施。

◆新潟県新潟市の飲食店で「鶏の半身揚げ」等を食べた3人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年8月16日)
発生日 : 7月29日(土)
発生場所・症状 : 3人が下痢や発熱、腹痛、寒気などの食中毒症状
原因物質 : 3人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏の半身揚げ
処分 : 3日間の営業停止
<予防・対策>
鶏肉の十分な加熱、従業員の食中毒教育実施。

◆岡山県倉敷市の飲食店で「刺し身」や「串焼き」等を食べた7人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年8月16日)
発生日 : 7月28日(金)
発生場所・症状 : 男女7人が腹痛や下痢等の症状
原因物質 : カンピロバクター
原因食品 : サラダや刺し身、串焼き、鶏の唐揚げ
処分 : 5日間の営業停止
<予防・対策>
鶏肉の十分な加熱、従業員の食中毒教育実施。

◆京都市の焼鳥店で「焼き鳥」や「鶏の造り」を食べた6人がカンピロバクターによる食中毒 (2017年8月16日)
発生日 : 7月29日(土)
発生場所・症状 : 男女6人が腹痛や下痢等の症状
原因物質 : 3人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 焼き鳥や鶏の造り
処分 : 3日間の営業停止
<予防・対策>
生食提供の注意することと肉は十分に加熱する。従業員の衛生教育実施。

◆和歌山県田辺市の保育園の給食で76人がサルモネラ菌による食中毒 (2017年8月16日)
発生日 : 7月28日(金)
発生場所・症状 : 園児76人が嘔吐,下痢等の症状
原因物質 : 園児の便からサルモネラ菌を検出
原因食品 : 給食(冷凍保管されていた調理済みの食品や食材を検査中)
処分 : あゆみ保育所内 有限会社南紀メディフを5日間の営業停止
<予防・対策>
食肉や鶏卵、特に汚染された鶏卵の加熱不足に注意、生卵の産卵日、賞味期限確認

◆広島県福山市の居酒屋で食事をした5人がノロウイルス (2017年8月16日)
発生日 : 7月31日(月)
発生場所・症状 : 5人が下痢、嘔吐などの症状
原因物質 : 患者や従業員の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 調理提供された料理
処分 : 営業禁止
<予防・対策>
調理従事者の健康状態の確認及び衛生教育徹底 。原料の衛生管理徹底。