週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(8月8日)

カンピロバクターは、60℃、1分ほど度の加熱でほぼ死滅します。また、「湯引き」と呼ばれる、鶏肉を湯にくぐらせる程度の加熱では、カンピロバクターは死滅しません。その他、鶏肉を生や生に近い状態で食べたことの他に、鶏肉に付着していたカンピロバクターが調理器具や手指などを介して他の食品に付着(二次汚染)し、それを食べたことで発症したと推定される事例が多くあります。鶏肉を扱った手指は、他のものに触る前に必ず洗うことや専用のまな板を使って調理し、野菜などと共用しないなども併せて徹底してください。

 

◆岐阜県高山市の旅館「宝生閣」に宿泊した男女計24人が、ノロウイルスによる食中毒 (2016年8月8日)

発生日 : 7月29日(金)
発生場所・症状 : 男女計24人が、下痢や腹痛などの食中毒症状
原因物質 : 客と従業員計8人からノロウイルスを検出
原因食品 : 該施設が調理した食品
処分 : 当面の間営業禁止
予防・対策 : ノロウイルス食中毒は冬場に多いが夏でも起こる。調理前の手洗い等予防徹底

 

◆札幌市中央区の飲食店「札幌はし田屋」で食事をした12人が、カンピロバクターによる食中毒 (2016年8月8日)

発生日 : 7月22日(金)
発生場所・症状 : 男女12人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 6人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏の刺し身
処分 : 7日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉など原材料の衛生管理徹底。十分な加熱。

 

◆千葉県市川市の飲食店「焼鳥サトウ」で食事をした3人が、カンピロバクターによる食中毒 (2016年8月8日)

発生日 : 7月17日(日)
発生場所・症状 : 客3人が、下痢や発熱などの症状
原因物質 : 客2人と従業員2人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 男性客3人が、下痢や発熱などの症状
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉など原材料の衛生管理徹底。十分な加熱。

 

◆新潟県妙高市の「赤倉ホテル」でカンピロバクターの食中毒 小学生ら77人が症状 (2016年8月8日)

発生日 : 7月22日(金) 7月23日(土)
発生場所・症状 : 男女77人が下痢や発熱、腹痛などの症状
原因物質 : 患者40人とホテル従業員2人の便からカンピロバクターが検出
原因食品 : ホテルで使用していた湧き水
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 殺菌されてない井戸水や湧き水などは飲まない。

 

◆松江市末次町の市役所駐車場で開かれた松江水郷祭で23人が食中毒の症状 (2016年8月8日)

発生日 : 7月9日(土)
発生場所・症状 : 「松江水郷祭」の出店で食事をした県内外の23人が嘔吐や下痢
原因物質 : 特定できず
原因食品 : 焼き鳥や焼きそば、かき氷など
処分 : 隊内の食事による食中毒のため、営業停止などの行政処分はなし
予防・対策 : 夏場の屋外での食材管理

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>