週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(9月19日)

鶏肉の生食や加熱不足で、カンピロバクターによる食中毒が相変わらず目立っていました。鶏の生食や加熱不足によるものですので、再度注意喚起をお願いします。大阪府の消防学校で143人が「溶血性連鎖球菌による食中毒」という事故がありました。普段は人ののどや皮膚などに生息していると考えられています。通常は小学生以下の子供に多いですが、健康な30代以上の男女にも突然発症することがあります。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことによる「飛まつ感染」、あるいは、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」が主な感染経路で、日常よくみられる疾患として、急性咽頭炎、膿痂疹、蜂巣織炎などがあります。まれに重症化することもありますが、2~5日の潜伏期間後38℃以上の熱が出た後、1週間以内に症状は改善します。
市川市の老人ホームのO-157食中毒の死者は1人増えて5人となりました。今の時期O-157も多発時期なので、要注意です。

 

◆福岡県早良区の飲食店[レターレ」の弁当を食べた男女9人がセレウス菌による食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 9月17日(土)
発生場所・症状 : 弁当を食べた男女9人が嘔吐や腹痛などの症状
原因物質 : 未開封の弁当からセレウス菌を検出
原因食品 : エビピラフ
処分 : 営業禁止(無許可営業)
予防・対策 : 原料の8℃以下の冷蔵保管、翌日の再調理は避ける。また、調理後すぐ食べる。

 

◆千葉県市原市の飲食店「壱席弐鶏 市原店」で男性8人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 8月3日(水)
発生場所・症状 : 食事をした男性8人が下痢や発熱などの症状、うち1人が入院
原因物質 : 4人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 地鶏のたたき、地鶏のレバー、鶏の唐揚げ等
処分 : 営業禁止(無許可営業)
予防・対策 : 鶏肉など原材料の衛生管理徹底。十分な加熱、生食の注意。

 

◆大阪府立消防学校(大東市)の生徒ら143人が食堂の食事で溶血性連鎖球菌(溶連菌)による集団食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 9月9日(金)
発生場所・症状 : 生徒ら男女143人が頭痛や発熱、のどの痛みなどの症状
原因物質 : 18人と今月9日に食堂で提供された白米や総菜から溶連菌検出
原因食品 : 5日から9日までに提供された食事
処分 : 5日間の営業停止
予防・対策 : 口の奥で咽頭という部分や鼻の中に住んでいるため、手洗いの徹底等の衛生管理

 

◆さいたま市浦和区の伊勢丹浦和店内の飲食店「麻布茶房」で9人が食中毒症状 (2016年9月20日)

発生日 : 9月5日(月)
発生場所・症状 : 男女9人が吐き気や嘔吐、腹痛などの症状
原因物質 : 調査中
原因食品 : あんかけ焼きそば
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 食材の保管や衛生管理、調理器具の洗浄を徹底。十分な加熱、手洗いの徹底

 

◆静岡市葵区の飲食店「本家あべや」で食事をした男女7人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 9月9日(金)
発生場所・症状 : 7人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : カンピロバクターと思われる。
原因食品 : 地鶏の刺し身や焼き鳥
処分 : 当面の間営業禁止
予防・対策 : 原材料の衛生管理徹底。十分な加熱、生食提供注意。

 

◆鹿児島県奄美市の飲食店「奄美鶏飯と島料理の鳥しん」で男女4人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 9月2日(金)
発生場所・症状 : 男女10人が下痢や発熱などの症状
原因物質 : 患者と従業員の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏刺しや鶏飯など
処分 : 1日間の営業停止
予防・対策 : 原材料の衛生管理徹底。十分な加熱、生食提供注意。

 

◆茨城県牛久市の飲食店「廻鮮寿司 かねき牛久店」でアニサキスによる食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 9月9日(金)
発生場所・症状 : 女性1人が腹痛や嘔吐などの症状
原因物質 : 女性の胃から海の魚に寄生するアニサキスが見つかる。
原因食品 : 同店の寿司、鮮魚
処分 : 当面の間営業禁止
予防・対策 : 目視での除去

 

◆宮城県仙台市の飲食店「うまいものあり 孝太郎」で女性2人がヒスタミンによる食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 9月9日(金)
発生場所・症状 : 女性2人がじんましんが出るなどの症状
原因物質 : アレルギー症状を引き起こす化学物質「ヒスタミン」による食中毒
原因食品 : さんまハンバーグやあら汁
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 冷蔵、そして早く食べる。保存するなら冷凍

 

◆三重県鈴鹿市の高齢者福祉施設の給食で入居者ら15人がサルモネラ菌による食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 8月30日(火)
発生場所・症状 : 施設内「三重給食センター」で調理された給食で15人が下痢などの症状
原因物質 : サルモネラ菌
原因食品 : 8月30日の昼食の「キャベツのおかか和え」や夕食の「ブロッコリーのタラコ和え」
処分 : 営業禁止
予防・対策 : 75℃で1分間以上の十分な加熱

 

◆神奈川県川崎市の飲食店「稲葉」の弁当で20人がサルモネラ菌による食中毒 (2016年9月20日)

発生日 : 8月25日(木)
発生場所・症状 : 複数名が下痢や発熱などの症状
原因物質 : サルモネラ菌
原因食品 : だし巻き卵などの入った弁当
処分 : 営業禁止
予防・対策 : 卵の取り扱い注意、75℃で1分間以上の十分な加熱

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>