週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(9月26日)

これからの時期はサンマやサバが美味しい季節です。鮮度の悪い魚によって発症するヒスタミン食中毒は、加熱しても発症します。また、天然ものの鮮魚ではアニサキスによる食中毒が起こりやすいです。鮮度管理の徹底や冷凍できるものは速やかに冷凍するか、早めに喫食することがポイントです。相変わらずカンピロバクターによる食中毒が多発しています。
食品衛生管理の国際基準「HACCP」の義務化を検討している厚生労働省は20日、義務化する対象業種について、製造から加工、調理、販売までのすべての食品事業者とする方針を決め、大手事業者には国際基準を厳格に適用する一方、中小・零細業者などは基準の一部を簡略化する方向で検討するそうです。2018年の通常国会に食品衛生法など関連法令の改正案の提出を目指しています。

 

◆札幌市中央区の焼き鳥店「炭火焼 若武者」で飲食をした4人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年9月26日)

発生日 : 9月11日(日)
発生場所・症状 : 4人が11日から下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 2人からカンピロバクターを検出
原因食品 : レバー串や鶏串
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉など原材料の衛生管理徹底と十分な加熱。

 

◆北九州市小倉の居酒屋「うちょうてん」で男女10人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年9月26日)

発生日 : 9月9日(金)
発生場所・症状 : 男女10人が下痢や発熱などの症状
原因物質 : 9人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏刺しや唐揚、水炊きなどのコース料理
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉など原材料の衛生管理徹底と十分な加熱、生食の注意。

 

◆島根県大田市立大田保育園で、給食を食べた園児ら21人がヒスタミンによる食中毒 (2016年9月26日)

発生日 : 9月21日(水)
発生場所・症状 : 園児13人と保育士7人、調理員1人の計21人が発信や頭痛などの症状
原因物質 : ヒスタミンの可能性
原因食品 : サバのショウガ煮など
処分 : 5日間保育園の調理業務を停止処分
予防・対策 : ヒスタミンは加熱調理しても分解しない。冷蔵の場合でも、できるだけ早く食べる。

 

◆宮崎県宮崎市の飲食店「幕末居酒屋 宮崎海援隊」で男女3人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年9月26日)

発生日 : 8月31日(水)
発生場所・症状 : 男女3人が腹痛などの症状
原因物質 : 2人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏肉レバーの刺し身など
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉など原材料の衛生管理徹底と十分な加熱、生食の注意。

 

◆足立区:飲食店「海鮮魚力」の寿司でアニサキスによる食中毒 (2016年9月26日)

発生日 : 9月18日(日)
発生場所・症状 : –
原因物質 : アニサキス
原因食品 : 店舗で製造、販売した寿司
処分 : 営業停止
予防・対策 : 冷凍すると死滅するので、生食する場合は冷凍・解凍後のものを使用、もしくは目視除去

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>