週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(1月22日)

今週の注意事項・・・愛知県蒲郡市の「スーパータツヤ」が販売した肝を含むフグの切り身が計11パックに上り、うち9パックを回収し、2パックが消費されたと発表しました。18日付で同店が「ふぐ処理施設廃止届」を出したことも明らかにしました。
 「食品リコール」サイトで一元公表へ。厚労省が食品衛生法改正案骨子を公表しました。

県によると、最初に判明した15日販売分のパック(消費期限19日)は、把握した販売数が一つ増えて6パックになり、このうち4パックが回収され、2パックは消費されました。また、15日が消費期限のものが少なくとも5パック販売されたことも判明、計11パックが販売されました。こちらは、5パックとも回収済みとのことです。愛知県蒲郡市の海産物販売所によると、地元では「チョウチンフグ」と呼ばれ、かつては肝臓もみそ汁やなべに入れて食べていたそうです。
 厚生労働省は16日、異物混入など健康被害の危険がある食品をメーカーが自主回収(リコール)する際に、都道府県に報告を義務づけることなどを定める食品衛生法の改正骨子案を公表しました。厚労省によると、報告の対象となるのは、製造過程での異物混入や加熱殺菌が不十分なことによる食中毒菌の混入など、食品衛生法に違反した場合です。健康被害の可能性があるとしてメーカーが食品を自主回収しても、現状は国が情報を把握するシステムがなく、消費者庁などが独自に情報収集を行っているが、法制度に基づく報告制度はありません。これにより、食品のリコールの情報を一元管理できるようになり、厚労省は都道府県からの情報をホームページで公表する方針です。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

◆沖縄県沖縄市内の小学校、給食に「消毒保管庫」のリベット混入  先月の刃に続き
発生日 : 1月12日 (金)
原因食品等 : 小学校に提供した給食に調理器具などを保管する「消毒保管庫」の留め具(リベット)が混入
要因 : 保管庫の中にあった直径約30cmのかごの中に留め具が落下し、そのままゴボウをかごに入れたと見ている。
予防.対策 : かごを使用する際に目視で確認

◆群馬県藤岡市「上野物産」食品表示法違反 ハンガリー産はちみつを国産と表示
発生日 : 1月10日 (水)
原因食品等 : ハンガリー産はちみつを「奥多野渓谷アカシアはちみつ」と表示
要因 : 消費者に対し正しい表示を行うという意識及び食品表示に関する認識の著しい欠如
予防.対策 : 再発防止の講じた措置について、2月16日迄に藤岡保健所長あて提出する。

◆宮城県「㈱ヤママサ」製造販売の宮城県産たこのうしお飯、黒豆と玄米の炊込みご飯回収(無許可営業)
発生日 : 1月16日 (火) 公表
原因食品等 : 宮城県産たこのうしお飯、黒豆と玄米の炊込みご飯
要因 : 無許可での製造販売
予防.対策 : 自主回収(賞味期限:2018年1月12日から2018年3月3日まで)

<食中毒>

◆京都府城陽市の飲食店で食事をした13人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月15日 (月)
発生場所.症状 : 大人5人、子ども8人が16日(火)朝から嘔吐、下痢を発症
原因物質 : 有症者4名及び調理従事者等1名の検便からノロウイルスを検出
原因食品 : 夕食として提供した食事。 餃子、チャーハン、唐揚、エビチリ、杏仁豆腐等 ※レタス等添え物有り
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理従事者等の検便検査、衛生指導、施設の清掃・消毒の指示等

◆大分県九重町の飲食店の仕出し弁当で21人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月7日 (日)
発生場所.症状 : 食事をした21人が嘔吐や下痢などの食中毒の症状
原因物質 : 患者からノロウイルスを検出
原因食品 : 調理担当者の手に付いていたウイルスが料理に付着し感染が広がった。
処分 : 2日間の営業停止
予防.対策 : 調理前の手洗いや食品の十分な加熱。また、調理器具の消毒を徹底

◆愛媛県今治市の飲食店の弁当で12人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月12日 (金)
発生場所.症状 : 食事をした男女12人が下痢や嘔吐などの症状
原因物質 : 患者からノロウイルスを検出
原因食品 : 1月11日に当該施設が調製した弁当
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理器具や食器などを十分に洗い、熱湯や漂白剤で殺菌することや下痢などの症状があるときは調理に携わらない。

◆石川県小松市の旅館で食事をした高校生ら8人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月16日 (火)
発生場所.症状 : 8人が嘔吐などの症状
原因物質 : 患者と旅館従業員1人からノロウイルスを検出
原因食品 : 旅館の食事
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 施設設備及び器具の清掃・消毒徹底、食品の衛生的な取扱い及び調理従事者に対する衛生教育

◆神奈川県相模原市の 特別養護老人ホームの食事で23人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月9日 (火)
発生場所.症状 : 患者23名が嘔吐、下痢、発熱等を発症
原因物質 : ノロウイルスを検出
原因食品 : 9日に調理・提供された食事
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 施設設備及び器具の清掃・消毒徹底、食品の衛生的な取扱い及び調理従事者に対する衛生教育

◆兵庫県明石市の飲食店で食事をした12人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月13日 (土)
発生場所.症状 : 複数の園児に嘔吐、下痢の胃腸炎の症状
原因物質 : 調査中
原因食品 : 12日(金)から14日(日)に提供された食事
処分 : 4日間の営業停止
予防.対策 : 調理器具や食器などを十分に洗い、熱湯や漂白剤で殺菌することや下痢などの症状があるときは調理に携わらない。

◆埼玉県さいたま市の居酒屋で食事をした11人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 1月5日 (金)
発生場所.症状 : 11人が腹痛、下痢、発熱などの体調不良
原因物質 : ノロウイルスを検出
原因食品 : 鳥ハム
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理前の手洗いや食品の十分な加熱。また、調理器具の消毒を徹底

◆東京都港区の飲食店の食事でアニサキスによる食中毒
発生日 : 1月20日 (土)
発生場所.症状 : 腹痛などの症状
原因物質 : 1人からアニサキスを検出
原因食品 : 12月20日に提供した刺身盛り
処分 : 1日間の営業停止及び取扱改善命令
予防.対策 : アニサキスは酢やわさび、醤油では死にませんが、マイナス20℃で24時間以上の冷凍または加熱により食中毒を防ぐことができる。