週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(2月12日)

今週の注意事項・・・韓国平昌五輪の宿泊施設でノロウイルス感染拡大し、28人から検出されたと発表されました。選手の感染はないようです。大規模施設では、1人がノロウイルスに感染していただけでも、大きな事故につながることを再認識して、トイレの後の手洗いやきちんとスツール検査を行うなど徹底してください。

韓国で行われている平昌五輪の民間警備員宿舎で4日夜から集団食中毒とみられる症状が発生しました。疾病管理本部は8日、検査した1,102人のうち128人からノロウイルスが検出されたと発表しました。7日までに86人の感染が確認され、この日42人が新たに加わりました。選手には感染しておらず、警備員宿舎では計97人が集団感染したほか、平昌や江陵の他の施設でも被害が拡大しています。担当者は「一時的に患者は増えるが、患者を隔離して予防を徹底すれば拡散はしない」と話しています。李会長によると、症状が発生した宿舎では6日までに寝泊まりしていた約1200人のスタッフを全員隔離し、ノロウイルスに感染していないかを検査しています。代わって約900人の軍関係者がセキュリティーチェックなどの穴埋めをしています。
 「同宿泊施設に滞在している一部スタッフがノロウイルスに感染したものと推定される」との考えを示し、宿泊施設の調理員の1人がノロウイルスに感染したまま料理を作ったため、こうした状況になったものと思われます。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

◆「なだ万和風スープ 繊維野菜」賞味期限記載ミスによる自主回収
発生日 : 2月5日 (月) 回収着手
原因食品等 : なだ万和風スープ 繊維野菜
要因 :  賞味期限を本来の設定期限よりも長く記載したため
予防.対策 : 本来の賞味期限(2019年3月16日)を超過したものを喫食した場合、健康被害の可能性がある為、自主回収

◆株式会社グリーンケミー製造の「7年保存クッキーホワイトチョコ入りココナッツ味」アレルゲン表示ミスによる自主回収
発生日 : 2月5日 (月) 回収着手
原因食品等 : 7年保存クッキーホワイトチョコ入りココナッツ味
要因 : アレルゲン「乳」の表示欠落
予防.対策 : 「乳」によるアレルギーのある人が喫食した場合、アレルギー症状を起こす可能性があるため、自主回収

<食中毒>

◆平昌五輪施設でノロウイルス感染拡大 128人から検出、選手の感染はなし
発生日 : 2月4日 (日)
発生場所.症状 : 4日に宿泊施設で約30人が腹痛・嘔吐の症状を訴えて病院に搬送された。
原因物質 : 検査した1102人のうち128人からノロウイルスを検出
原因食品 : 調理員の1人がノロウイルスに感染したまま料理を作ったため
処分 : -
予防.対策 : 保健福祉部など関係機関と協力して緊急防疫措置など疾病抑制作業に着手

◆群馬県沼田市の飲食店でカキのポン酢を食べた5人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月31日 (水)
発生場所.症状 : "食事をした男女5人が下痢や嘔吐の症状
原因物質 : 一部の患者と調理従事者2人からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店で食べた生かきポン酢と長芋の千切り
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 二枚貝を調理する際には十分に加熱することや調理前、トイレ後は念入りに手洗い(消毒)をする。

◆東京都葛飾区の弁当店の仕出し弁当で107人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月29日 (月) ~30日 (火)
発生場所.症状 : 仕出し弁当を食べた従業員107人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 患者48人と弁当店の従業員2人の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店で作られた弁当
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 調理器具等の消毒は、熱湯など加熱殺菌や塩素系漂白剤(次亜塩素酸Na溶液)、食材は中心部まで85℃90秒以上で十分加熱する。

◆島根県出雲市の飲食店で食事をした9人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 1月31日 (水) ~2/1日 (木)
発生場所.症状 : 9人が発熱、嘔気、下痢、倦怠感、嘔吐、腹痛などの症状
原因物質 : 患者の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 1月30日に提供した食事
処分 : 5日間の営業停
止 予防.対策 : 二枚貝を調理する際には十分に加熱することや調理前、トイレ後は念入りに手洗い(消毒)をする。

◆福岡県大宰府市の居酒屋の鶏のレバ刺しで7人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 1月29日 (月)
発生場所.症状 : 腹痛、下痢、発熱などの症状
原因物質 : カンピロバクター
原因食品 : 鶏レバ刺し、鶏のたたき、鶏ももからあげ
処分 : 2日間の営業停止
予防.対策 : 生肉を調理する際には十分に加熱することや調理器具を熱湯消毒するなどの徹底
施設利用者等に用便後、調理前後、食事前の手洗いの励行を徹底する。

◆茨城県水戸市の専門学校の文化祭で26人が黄色ブドウ球菌による食中毒
発生日 : 2月3日 (土)
発生場所.症状 : 校内向けの「まかない食」を食べた学生26人が嘔吐や発熱などの症状
原因物質 : 食事の一部から黄色ブドウ球菌を検出
原因食品 : 自分達で五目チャーハンなどを調理し、教員2人を含む計59人が食べた。
処分 : -
予防.対策 : 手指の傷や膿の確認、衛生手袋の着用徹底。

◆神奈川県大和市の飲食店でイワシやキンメダイを食べた1人がアニサキスによる食中毒
発生日 : 1月25日 (木)
発生場所.症状 : 1人が腹痛等の症状
原因物質 : 患者の胃からアニサキスを摘出
原因食品 : 刺身(イワシ、キンメダイ)
処分 : 2日間の営業停止
予防.対策 : アニサキスは「酢」で処理しても死滅しないので魚を調理する際は速やかに内臓を取り除く。 アニサキスは傷を受けると死滅するので、細かく切ることも予防になります。

◆北海道札幌市のスーパーでマグロの刺身を購入した30人がヒスタミンによる食中毒
発生日 : 1月31日 (水)
発生場所.症状 : 男女30人が下痢や頭痛などの症状
原因物質 : ヒスタミンによる食中毒と断定
原因食品 : 魚介類販売テナント「山長」で1月31日に販売されたキハダマグロの刺し身
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 :ヒスタミンは102℃で3時間加熱しても一部しか壊れないので赤身魚は買った日に食べ、保存するなら冷凍しましょう。