週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の品質管理情報(3月5日)

今週の注意事項・・・ノロウイルスによる集団食中毒が増加しています。12日、三重県鳥羽市の飲食店で食べ放題の焼きガキなどを食べた旅行客ら36人が下痢や嘔吐などの症状を訴える事件がありました。先々週は、ノロウイルスによる集団食中毒が多発していました。カキは、どんなに徹底管理、検査しても、新鮮でも、加熱しても、一切関係なくカキとは常に『一定の確率であたる』食べ物なので食べるときは自己責任で管理してください。2次汚染の可能性に注意が必要です。

三重県でノロウイルスによる集団食中毒があり、事業者を同日付で営業禁止処分にしたと発表しました。いずれも焼きガキやカキご飯、カキフライなどを食べており、原因食品は調査中です。ノロウイルス要因は「貝毒」「無自覚の牡蠣アレルギー」「亜鉛の過剰摂取による体調不良」「ノロウイルス二次感染(調理器具からの感染)」などがあげられ、その上で安全なカキであっても、店舗の衛生管理次第で食中毒が出る可能性は否定できません。人からうつされたという実例もあったそうです。ノロウイルスにかかっている人がいたり、調理者の横に置いてある生のカキから加熱後に感染したり、個人的にウイルスに耐えられるキャパシティが異なったりと2次感染の可能性は確実にあります。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

◆マシュマロにネズミ混入の可能性 イケアが自主回収
発生日 : 2月15日 (木)
原因食品等 : イゴーディス ポスクシックリング マシュマロキャンディ
要因 : スウェーデンの製造工場でネズミが混入した可能性
予防.対策 : 自主回収

◆冷凍オクラからテブコナゾール0.02ppm検出(基準値:0.01ppm)回収命令
発生日 : 2月26日 (月)
原因食品等 : 神戸物産販売の冷凍オクラ500g
要因 : スウェーデンの製造工場でネズミが混入した可能性
予防.対策 : 殺虫剤テブコナゾール0.02ppm検出(基準値:0.01ppm)

◆「ノルレェイク・インターナショナル」がイタリアから輸入したサラミから基準値1.4倍の黄色ブドウ球菌
発生日 : 2月26日 (月)
原因食品等 : 「ノルレェイク・インターナショナル」がイタリアから輸入したイタリアの加工業者「フマガリ」の袋詰めサラミ
要因 : 商品のサンプリング検査で基準値超えが発覚
予防.対策 : 自主回収

◆「コストコ 」が販売のイタリア製ハム詰め合わせから「リステリア菌」を検出 回収へ
発生日 : 2月26日 (月)
原因食品等 : 「ノルレェイク・インターナショナル」がイタリアから輸入したイタリアの加工業者「フマガリ」の袋詰めサラミ
要因 : 全国8店舗で先月末から今月にかけて販売したイタリア製のハムとサラミの詰め合わせから、食中毒を引き起こすおそれがある「リステリア菌」を検出
予防.対策 : リステリア菌は川の水や動物の腸などに存在し、日本ではこれまでに食中毒の報告例はないが、食品安全委員会によると年間200人ほどの患者が いると推定されている。欧米ではチーズなどの乳製品や生ハムなどの食肉加工品などが原因で集団食中毒に感染するケースが多い。発症すると悪寒 や発熱、筋肉痛などインフルエンザと間違いやすい症状が出て、重症化すると敗血症や髄膜炎、中枢神経系の症状を引き起こすほか、高齢者や妊婦 などは注意が必要。

<食中毒>

◆茨城県古河市の飲食店で食事をした19人がサポウイルスによる食中毒
発生日 : 2月19日 (月)
発生場所.症状 : 法事で当該施設を利用した19人が下痢,腹痛,嘔吐などの食中毒症状
原因物質 :患者及び従業員の便からサポウイルスを検出
原因食品 : サラダ、もつ鍋、きのことあさりのアヒージョ等
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 :サポウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒の原因や症状,予防方法はノロウイルスと同様調理の際は石鹸で十分に手を洗う。加熱が必要な食材は十分に加熱するなどの徹底

◆茨城県水戸市の飲食店で食事をした22人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 2月18日 (日)
発生場所.症状 : 2月19、20、22日に食事をした男女22人)が下痢などの食中毒症状
原因物質 : 患者及び調理従事者の便からノロウイルスを検出
原因食品 : なめこもずく,刺身(さば,まぐろ,かつお,ぶり,ひらめ,タコ),フライ(にんにくとんかつ,カキフライ)
処分 : 営業禁止
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。調理者の健康管理徹底。

◆兵庫県尼崎市の寿司店で食事をした28人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 2月17日 (土) ~19日 (月)
発生場所.症状 : 28人が下痢や腹痛などなどの症状
原因物質 : 調理を担当した従業員からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店の寿司
処分 : 1日間の営業停止
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。調理者の検便及び健康管理徹底

◆広島県広島市の企業の社員食堂を利用した33人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 2月20日 (火) ~22日 (木)
発生場所.症状 : 食べ放題の焼きガキなどを食べた旅行客ら36人が下痢や嘔吐などを発症
原因物質 : 患者からノロウイルスを検出 原因食品 : ローストンカツ、マカロニサラダ、菜の花の辛子和え、白菜とキクラゲのゴマスープなど 処分 : 「第1観音寮」の営業者「㈱日米クック」に対して、当該施設の営業の禁止命令
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。調理者の健康管理徹底。

◆岐阜県美濃加茂市のホテルで昼食を食べた35人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 2月20日 (火)
発生場所.症状 : 仕事の会合で利用し提供された昼食を食べた男女35人が、腹痛や下痢、嘔吐などの症状
原因物質 : 患者や調理従事者からノロウイルスを検出
原因食品 : 当施設で出された昼食
処分 : 調理をした厨房を営業禁止処分
予防.対策 : 調理の際は石鹸で十分に手を洗う。調理者の健康管理徹底。

◆和歌山県和歌山市の飲食店で食事をした12人がノロウイルスによる食中毒
発生日 : 2月20日 (火)
発生場所.症状 : 20日の昼と夜にこの店で食事をした2つのグループ計12人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 7人の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店が提供した食事
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 食材の保管・管理方法の確認、野菜の洗浄殺菌徹底。

◆兵庫県尼崎市の飲食店の鳥の刺身で3人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 2月16日 (金)
発生場所.症状 : 鶏の刺身を食べた3人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 2人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 13日に提供された食事(鶏の刺身を含む)
処分 : 1日間の営業停止
予防.対策 :生肉を調理する際には十分に加熱することや調理器具を熱湯消毒するなどの徹底
従業員の検便徹底及び健康管理

◆和歌山県和歌山市の飲食店の加熱不十分な鶏肉で4人がカンピロバクターによる食中毒
発生日 : 2月15日 (木)
発生場所.症状 : 食事をした4人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : 2人の便からカンピロバクターを検出
原因食品 : 串(せせり、もも、つくね、ぽんじり、ずり、ねぎま、こころ)、ささみ山かけ、湯引きユッケ。「加熱用」の表示がある鶏肉を加熱不十分な状態で提供
処分 : 3日間の営業停止
予防.対策 : 生肉を調理する際には十分に加熱することや調理器具を熱湯消毒するなどの徹底 。 「加熱用」の表示がある鶏肉を生食提供しない。