週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の注意事項(4月11日)

アサリによる貝毒で食中毒が発生しました。貝毒は症状により、麻痺性貝毒、下痢性貝毒、神経性貝毒、記憶喪失性貝毒の4種類とアサリ毒が主です。今回の大阪の事故は、麻痺性貝毒食で症状としては、食後30分で口唇、舌、顔面のシビレ、手足にも広がります。軽症の場合は、24~48時間で回復しますが、重症の場合は、運動障害、頭痛、嘔吐、言語障害、よだれ等の症状が現れます。麻痺が進行すると呼吸困難で死亡することがあります。毒性をもつプランクトンは水温の上がり始める 4月頃~5月頃の期間に発生することが多いので、寿司ネタ等で使用する生ホタテでの可能性も大きいため、都道府県の水産担当部局では、冬の終わりから海水中のプランクトンや貝の検査を行い、毒の量を検査し安全を確かめています。仕入れる際は、必ず確認をしましょう。
また、鶏料理によるカンピロバクターが今週も発生しています。再度加熱の徹底や鮮度管理への注意を図ってください。

 

◆群馬県高崎市棟高町の飲食店「いっちょう群馬町店」でノロウイルスによる食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 4月2日(土)
発生場所・症状 : 同店を利用した2グループ13人のうちの10人が下痢や発熱、嘔吐
原因物質 : 発症者6人と同店従業員1人の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店の食事
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原料の衛生管理、加熱の徹底、調理担当者の健康管理、2次汚染の予防

 

◆船橋市前原西の「こだわりもん一家 津田沼店」で3人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 3月29日(火)
発生場所・症状 : 鶏レバーのステーキなどを食べた男女3人が下痢や発熱
原因物質 : 3人からカンピロバクター属菌を検出
原因食品 : 鶏レバーのステーキ
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 肉の鮮度管理徹底と十分な加熱

 

◆山口県岩国市の「トラットリア チンクエ ポンテ」で寄生虫による食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 4月5日(火)
発生場所・症状 : 料理を食べた11人の男女が嘔吐や下痢
原因物質 : ヒラメから寄生虫クドア・セプテンプンクタータを検出
原因食品 : ヒラメのカルパッチョ
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : マイナス20℃で4時間以上の冷凍、または75℃5分以上の加熱

 

◆奈良西木辻町の居酒屋「鳥焼肉 鳥信」の鶏料理で、カンピロバクターによる食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 3月31日(木)
発生場所・症状 : 同店が提供した鶏料理を食べた男女3人が下痢や腹痛などの症状
原因物質 : うち2人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 鶏肉のたたき
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 鶏肉の鮮度管理徹底と十分な加熱、生食を控える。

 

◆大阪府阪南市の男里川でとったアサリを食べた夫婦が、まひ性貝毒による食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 3月31日(木)
発生場所・症状 : すまし汁にして食べたところ、手や口がしびれるなどした。
原因物質 : 麻痺性貝毒による食中毒
原因食品 : 男里川でとったアサリ
処分 : –
予防・対策 : 同川周辺で採取しても食べない

 

◆北九州市八幡西区「割烹鮨吉祥」の仕出し料理で、46人ノロウイルスによる集団食中毒と断定 (2016年4月11日)

発生日 : 4月1日(金)
発生場所・症状 : 仕出し料理を食べた46人が、嘔吐や下痢
原因物質 : 便を検査したところ、客11人と調理者2人からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店が提供した仕出し料理
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原料の衛生管理、加熱の徹底、調理担当者の健康管理、2次汚染の予防

 

◆高知県香南市「漁師料理 海女」でカキ、タコ飯を食べた5人が下痢や嘔吐 (2016年4月11日)

発生日 : 3月31日(木)
発生場所・症状 : 「漁師料理 海女」でカキ、タコ飯などのコース料理を食べた男女5人が下痢や嘔吐
原因物質 : ノロウイルスによる食中毒と断定
原因食品 : カキ、タコ飯など
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原料の衛生管理、加熱の徹底、調理担当者の健康管理、手洗いの励行

 

◆兵庫県尼崎市「鳥いち尼崎店」で食事をした男女12人がカンピロバクターによる食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 3月28日(月)
発生場所・症状 : 同店で食事をした男女12人が、下痢や発熱
原因物質 : 3人からカンピロバクターを検出
原因食品 : 店での食事
処分 : 2日間の営業停止
予防・対策 : 原料の鮮度管理徹底と十分な加熱

 

◆埼玉県さいたま市大宮区「リストランテ ロアシ」でカンピロバクターによる食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 3月25日(金)
発生場所・症状 : 同店で食事をした男女18人が下痢や腹痛、発熱
原因物質 : このうち7人から「カンピロバクター・ジェジュニ」を検出
原因食品 : ブリのカルパッチョや水タコのマリネ
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : サラダ原料の衛生管理

 

◆栃木県壬生町のフランス料理店「シェフズテーブル オダカ」で15人がノロウイルスによる食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 3月29日(火)
発生場所・症状 : 同店で食事をした15人が下痢や発熱、嘔吐
原因物質 : 5人の便からノロウイルスを検出
原因食品 : 肉のステーキや魚のソテー
処分 : 衛生環境が改善されるまでの間、営業禁止処分
予防・対策 : 原料の鮮度管理徹底と十分な加熱

 

◆丹波ワインが、13年に食品衛生法違反で回収したローストビーフを廃棄せず提供 賞味期限切れも (2016年4月11日)

発生日 : 3月  14年1月発覚
発生場所・症状 : 14~15年に系列レストランなどで提供。約1割しか廃棄せず
原因物質 : 賞味期限を1年以上過ぎていた。食品衛生法の基準で認められていない結着剤の使用
原因食品 : ローストビーフ
処分 : 5日間の営業停止
予防・対策 : 廃棄処分するよう文書で指導

 

◆熊本県阿蘇郡内の家族4人がニラと間違え、スイセンの葉で4人が食中毒 (2016年4月11日)

発生日 : 4月3日(日)
発生場所・症状 : 3日午前7時半頃、スイセンをみそ汁に入れて食べた。
原因物質 : アルカロイド
原因食品 : スイセンをみそ汁に入れて食べた。
処分 : –
予防・対策 : 葉のにおいで見分けられるので、植えた覚えのない場所のものは、食べない。

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>