週間品質管理情報(違反食品や自主回収、異物混入、食中毒情報)

今週の注意事項(4月4日)

平成8年7月、堺市で学校給食を食べた小学生らが次々と下痢などの症状を訴え、約9500人が発症したO157による集団食中毒で、当時小学校1年生だった女性が、後遺症でなくなっていたことが判明しました。8~9年に小学生女児3人が死亡ましたが、後遺症で亡くなったのは初めてでした。O157が出すベロ毒素による溶血性尿毒症症候群(HUS)を原因とする後遺症の腎血管性高血圧で、いまだ4人治療中で、改めて食中毒の恐ろしさとしっかりとした管理が必要だと感じました。
山菜など植物性自然毒やふぐなどの動物性自然毒に注意が必要な季節になってきたようです。また、ささみ刺身、焼鳥等鶏料理のカンピロバクターによる食中毒が、今週も発生しています。行楽シーズンで、唐揚や焼き鳥の売り上げが伸びる時期ですので、加熱調理は、きちんとした温度管理と時間の徹底をお願いします。

 

◆下関の飲食店で集団食中毒/山口県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月25日(金)  4月1日発表
発生場所・症状 : 同飲食店で食事した男女14人が下痢や発熱
原因物質 : 患者の一部から食中毒を引き起こすノロウイルスを検出
原因食品 : 飲食店の料理
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原料の衛生管理、加熱の徹底、調理担当者の健康管理、手洗いの励行

 

◆ふぐ毒か、名古屋市の飲食店で8人が食中毒/愛知県 (2016年4月4日)

発生日 : 4月1日(金)  4月2日発表
発生場所・症状 : 市内の飲食店で、1日夜にふぐのコース料理を食べた8人が口のしびれや嘔吐
原因物質 : ふぐ毒の可能性
原因食品 : トラフグの卵巣の煮こごり
処分 : 営業禁止
予防・対策 : ふぐ取扱い規制条例に基づく、ふぐ処理施設としての届け出の厳守

 

◆北杜市の宿泊施設で19人がノロウイルスによる食中毒/山梨県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月27日(日)  4月1日発表
発生場所・症状 : ロッジで提供された食事を食べた男女19人が嘔吐や腹痛
原因物質 : 客4人と従業員3人からノロウイルスを検出
原因食品 : ロッジで提供された食事
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 原料の衛生管理、加熱の徹底、調理担当者の健康管理、手洗いの励行

 

◆八千代の飲食店でノロウイルスによる食中毒/千葉県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月27日(日)  4月1日発表
発生場所・症状 : カニの刺し身などを食べた男女6人が、下痢や嘔吐
原因物質 : 客5人と従業員1人からノロウイルスを検出
原因食品 : カニ刺身、カニちらし寿司、茹でガニ、カニシュウマイ、カニ茶碗蒸し、サラダ
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 生食原料の衛生管理、調理担当者の健康管理、手洗いの励行、検便の実施

 

◆鶴岡の70代女性がスイセン食べて食中毒。ニラと間違えて卵とじに/山形県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月30日(水)  3月31日発表
発生場所・症状 : 自宅庭に生えていたスイセンをニラと間違って、卵とじにして食べ、嘔吐などの食中毒症状
原因物質 : リコリン、タゼチンなどのアルカロイド
原因食品 : スイセン
処分 : –
予防・対策 : 山菜採取シーズンでもあるので、不明なものは食べない。水仙の毒は加熱しても残る。

 

◆郡山のすし店で16人が ノロウイルスによる食中毒/福島県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月23日(水)  3月31日発表
発生場所・症状 : 郡山市のすし店で、ちらし寿司などを食べた男女16人が吐き気などの症状
原因物質 : 発症者9人と同店の調理担当従業員2人からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店のちらし寿司や野菜サラダ、みそ汁
処分 : 5日間の営業停止
予防・対策 : 生食原料の衛生管理、調理担当者の健康管理、手洗いの励行、検便の実施

 

◆関市と岐南町、土岐市で飲食店3店。37人がノロウイルスによる食中毒/岐阜県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月25日(金)  3月31日発表
発生場所・症状 : 関市と岐南町、土岐市の飲食店3店で食事をした男女グループ
原因物質 : ノロウイルス
原因食品 : 生ガキや刺し身、エビ天そば
処分 : 両店を5日間の営業停止
予防・対策 : 生食原料の衛生管理、調理担当者の健康管理、手洗いの励行、検便の実施

 

◆七尾港事業所食堂 利用21人がノロウイルスによる食中毒/石川県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月22日(火)  3月28日発表
発生場所・症状 : 同店で昼食をとった客が下痢や嘔吐
原因物質 : ノロウイルス
原因食品 : チキンカツや焼き魚、レンコンサラダなど
処分 : 両店を5日間の営業停止
予防・対策 : 原材料の鮮度管理徹底と調理担当者の健康管理、手洗いの励行

 

◆熊本市の飲食店で 高校生16人がカンピロバクターによる食中毒/熊本県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月21日(月)  3月28日発表
発生場所・症状 : 飲食店で飲食をした市内の高校生16人が下痢や腹痛
原因物質 : カンピロバクター
原因食品 : 懇親会で食べた鶏の肉団子など
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 鮮度管理徹底と十分な加熱

 

◆高島市の焼き鳥店で、カンピロバクターによる食中毒/滋賀県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月13日(日)  3月23日発表
発生場所・症状 : 同店でコース料理などを食べた同じ会社の男性1人と女性9人が下痢や腹痛
原因物質 : 複数の発症者の便からカンピロバクターが検出
原因食品 : ささみ刺身、焼鳥
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 鶏の生食は、要注意。原則食べない。

 

◆奥州の弁当店で19人、ノロウイルスによる食中毒/岩手県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月22日(火)  3月27日発表
発生場所・症状 : 弁当を食べた2グループ19人が、吐き気や下痢など食中毒の症状
原因物質 : 客4人と調理担当者1人からノロウイルスを検出
原因食品 : 同店が提供した弁当
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 調理担当者の健康管理

 

◆酒田で集団食中毒、ノロウイルスを検出/山形県 (2016年4月4日)

発生日 : 3月23日(水)  3月26日発表
発生場所・症状 : 食事をした男女14人が下痢や発熱
原因物質 : 調理従事者3人と、検査を受けた7人からノロウイルスを検出
原因食品 : イカの刺し身や豚のしゃぶしゃぶなど
処分 : 3日間の営業停止
予防・対策 : 鮮度管理徹底と十分な加熱

<違反食品・自主回収、異物混入等>

<食中毒>